HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例
未知・未経験を克服しゴルフ用品開発で起業
55PARTNER株式会社 平成19年
企業概要
 55PARTNER(株)の代表者である田中良信氏は、長い間、金属加工業を営んでいましたが、平成14年に廃業のやむなきに至りました。田中代表はそれにめげず、それまで温めていたアイデアを具現化し、事業化することを決意しました。そのアイデアとは、趣味から発したゴルフ用品の開発でした。

 自身の体験から、ゴルフをもっと気軽に楽しめるゲームにしたいとの思いがあり、ゴルフ用具の改善に取り組んだのです。まず、ゴルフパターを新しい機能と優れたデザイン性をもつ道具に生まれ変わらせました。この新しい機能はグリーン上で「OKボール」となった場合、腰をかがめずに簡単にボールを拾い上げられるパターで、特許も確立しており、「2006年栃木県優良デザイン選定商品最優秀賞」を、さらに「2007年栃木県発明展特許庁長官奨励賞」を受賞しました。

 実際の商品化・事業化となると、未知・未経験が多く、課題が山積していましたが、(財)栃木県産業振興センターをはじめ各種の支援機関をフルに活用し、平成18年に商品化、さらに起業し法人化を実現しました。

 その後も資金調達、ファブレス製造体制の構築、販売体制構築、販路開拓などについてさまざまな支援機関の支援を受けながら解決しました。現在、第1号商品群として、パター類をお客さまに提供しています。
特許も取得したゴルフパターのヘッド形状
特許も取得したゴルフパターのヘッド形状

支援内容
 栃木県産業振興センターが田中代表からアドバイスの依頼を受けたのは平成17年5月のこと。アイデア段階のゴルフパターについて商品化の相談を受けました。この依頼を受け工業デザイン、開発試作など商品化の道筋を明示、その具体化のための支援に取り組みました。さらに、起業・法人化を実現、資金調達、ファブレス製造体制の構築、販売体制構築、販路開拓など、事業化に関するほとんどすべての課題解決に取り組んできました。

 専門家派遣では工業デザイン、資金調達に関する専門家の指導支援を行い、販路開拓は支援センターと中小企業基盤整備機構のマッチング事業を活用、イベント支援では販路開拓展示会、工業デザイン展、発明展への出展などをバックアップしました。そのほか、製造体制の構築に関し、産業振興センターの人的ネットワークを活用しました。

企業者の声
「生きがいと喜びを感じながら事業を進める」と言う田中良信社長
「生きがいと喜びを感じながら事業を進める」と言う田中良信社長
 ふつふつとわき上がる事業欲から、高齢を顧みず創業しました。予測したこととはいえ、多くの課題に直面しましたが、さまざまな支援機関の支援を受けて今日まできました。まだまだ課題も多く楽観はできませんが、これからも執念をもって、生きがいと喜びを感じながら事業を進めていきたいと考えています。

担当者の声
 田中代表の事業にかける夢の実現のため、また団塊同世代の旗手として、何としても成功するよう、育成支援に努めたいと思っております。

企業基本データ
代表 田中 良信
住所 栃木県佐野市若宮町9-15
電話 0283-27-7362
e-mail hanbai@55partner.com
URL http://www.55partner.com
従業員 1名
業種 製造・販売業
主要製品 ゴルフパター、ゴルフバッグなどゴルフ用品