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施策活用企業事例
経営の高度化・効率化へ高速通信化を支援で
株式会社三ツワ 金砂郷工場 平成19年
企業概要
 (株)三ツワは、木材・新建材・住宅機器および住宅総合資材販売や、木造軸組プレカット加工と販売など木造軸組工法による建築材料の加工販売を中心に事業を展開しており、併せて木造住宅構造計算および金物配置などの事業を行っています。

 在来軸組工法による木造建築物の構造材は、建築現場で大工さんが木材への墨付け・切り込みを手作業で行っていました。 そのたいへんな作業を、あらかじめ工場の機械で行ってしまうこと。それを「プレカット」と言います。

 同社では、CADで作った図面から加工データをLANで工場の加工機械に直接転送し、加工精度の高いプレカット材を生産しています。工場での一括生産・処理により、高品質、短納期を実現するとともに、建築現場近隣への騒音や粉塵などの防止、廃材などの新たな材木製品への加工などリサイクルが可能になり、環境問題に対しても十分配慮ができるようになりました。

 最近では、プレカット材の品質や生産性、環境対応が広く認められるようになり、住宅メーカーや工務店での利用率が高まっています。

 同社の営業活動には、独自開発のグループウェアが活かされています。関東圏に散らばる営業マンは普段は出社することなく、業務や生産の日報、社員情報などが共有化され、受発注や納品、現場管理に至るまでのすべての情報がグループウェアに収められており、自宅のパソコンなどを用いて必要な情報を入手し、直接、自分の営業管内の工務店や現場などに出向いています。
プレカット工場は自動化され人影もない

支援内容
 三ツワでは、グループウェアなどの社内業務連絡、取引先との情報交換を目的に、本社、清水営業所、清水工場、金砂郷工場とを結ぶネットワークを構築しました。

 しかし金砂郷工場だけはブロードバンド未開通の山間地域にあり、取引先との図面やデータのやり取りに非常に多くの時間を費やすなど、通信事情が事業運営のボトルネックになっていました。

 このため、茨城県が整備した高速・大容量の情報通信基盤「いばらきブロードバンドネットワーク(IBBN)」の活用に向け、(財)茨城県中小企業振興公社の「茨城県ITサポートセンター」から、IBBN接続手法の調査検討や県、市、通信事業者等との連絡調整・指導などさまざまなアドバイスやサポートを行い、取引先との情報交換の迅速化、グループウェア機能活用など、ネットワークの高速化と作業などの効率化を実現することができました。

 金砂郷工場は18年度に優れた情報化事例として中小企業情報化促進センターから優秀賞の表彰を受けている。

企業者の声
金砂郷工場をIT化した中原靖雄取締役
 ブロードバンドの活用により、営業マンが自宅のパソコンやモバイルなどで当社のネットワークにアクセスし、必要なデータのやり取りが出来るようになり、たいへん便利になりました。今後ともシステムの高度化を推進することで、IT化による成果をあげたいと考えています。

担当者の声
 地元雇用や人材育成に積極的に取り組む「三ツワ」の業務改善に役立てうれしく思います。また今回の支援により、IP電話導入など情報基盤整備プラスアルファのサポートについて、他の企業にも提案できる事例ができたことが、ITサポートセンターとしてもプラスになりました。

企業基本データ
代表 代表取締役 中原 敬子
住所 本社:静岡県三島市平成台20
金砂郷工場:茨城県常陸太田市箕町1075-9
電話 本社:055-986-7550
金砂郷工場:0294-76-3000
e-mail kanasago@mitsuwa-net.co.jp
URL http://www.mitsuwa-net.co.jp/
従業員 202名
業種 製造業
主要製品 木造軸組プレカット加工および販売、木材・新建材・住宅機器および住宅総合資材販売