HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例
「幻のきのこ」量産に向け設備拡充を支援
ワイ・フーズ株式会社 平成19年
企業概要
 ワイ・フーズ(株)は山縣好和社長が幻のきのこと言われていた「白王茸(はくおうだけ)」の人工的な栽培方法を確立し、平成18年7月に設立したベンチャー企業です。

 この「白王茸」は、際立ったうまみと食感をもちながらも、生産の難しさから少量しか栽培されていなかったため「幻のきのこ」と呼ばれ、高級食材として、主に高級旅館やホテルだけで食されてきました。

 山縣社長らは工場内に寝泊まりして「白王茸」の生態を研究、温度・湿度・酸素要求量など自生する山奥の環境を室内で人工的に再現することに成功し、安定した周年製造方法を確立することができました。

 農薬や化学肥料など人体に有害な物質は一切使用せず、完全無農薬で栽培、さらに独創的なバイオ技術を活かした工場で、厳しい品質管理を徹底するなど、製造には万全の注意を払っており「子どもからお年寄りまで安心して食べてもらえる」(山縣社長)きのこが完成した。

 茨城県内や京阪神地区にある有名お好み焼きチェーンや高級料理店を中心に販売していますが、築地市場でも差別化が図れる商品として評価を受けており、新たな販路として高級外食チェーンやデパートを中心に営業を展開しています。
幻のきのこの量産を実現

支援内容
 ワイ・フーズの「白王茸」は、従来のまいたけと比較して際立つうまみと食感をもつ商品力の高いきのこと言えます。

 市場での高い評価などに応えるために量産体制を構築する必要に迫られ、資金調達が不可欠になりました。そこで(財)茨城県中小企業振興公社が主催する「いばらきベンチャーマーケット」に参加し、事業計画を説明、その結果「茨城県ベンチャー企業支援融資」を受けることができ、製造施設の整備・拡張を行うことができたわけです。

 また、公社内に設置した「総合相談窓口ベンチャープラザ」専門家の尽力により、近隣市町村の「きのこ生産組合」が保有している休止施設を借り受けることができ、将来の販路拡大を見据えた製造体制の充実も図ることができました。

企業者の声
 「いばらきベンチャーマーケット」での発表がきっかけとなり、「茨城県ベンチャー企業支援融資」を受けることができ、本格生産の基盤ができ上がりました。また「総合相談窓口ベンチャープラザ」に常駐している専門家の方が、新たな生産拠点として休眠していた施設を探してくれたことなどから、製造施設の拡大が図れたと思います。こうした熱心なサポートを受けたことで、当社の事業展開はより確かなものになっています。

担当者の声
 ワイ・フーズはベンチャービジネスと言えども、独自の製造技術をもった企業であり、山縣社長はじめスタッフの皆様も熱意にあふれています。こうしたことが発展につながったと思います。われわれも熱心さがベースにあればこそ、発展に寄与できたものと考えています。

企業基本データ
代表 代表取締役 山縣 好和
住所 茨城県常陸太田市木崎一町705
電話 0294-80-3050
e-mail y-foods@celery.ocn.ne.jp
URL
従業員 14名
業種 きのこ製造販売業
主要製品 白まいたけ「白王茸」