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施策活用企業事例
小規模でもトータルシステムを提供する技術集団
株式会社エステー 平成19年
企業概要
 (株)エステーの創業は昭和7年、小型船のエンジン修理から始まり、昭和35年に北洋サケマス船、サンマ船の漁撈(ぎょろう)機械を開発し販売してきました。その後、200海里問題によるサケマス船の減船などに対応するため、蓄積してきた油圧技術をベースに機械メーカーに転換しました。

 営業エリアは地元東北だけでなく関東・関西・九州と広く、主力製品は、電力工事会社向け油圧ウインチ、タイヤメーカー向け設備機械などですが、大手電機メーカーからの特注品も受注しており、産業界にとって「必要とされる会社」と言えます。創意工夫で身に付けた技術と長年にわたり培ったノウハウをもっているため、「他社にできて自社にできないモノはない」と自負しています。既存の設備に加え、新たに大型NC旋盤などを導入していますが、46名体制で設計から調達・加工・組立調整・据付まで、トータルシステムの提供を行っており、ユーザーから高い信頼を得ています。

 「必要とされる会社」を維持していくために、技術の継承も大きな問題ですが、従業員の資質を高めるため個々のスキルアップを最優先しており、向上心と研究心をもって業務に取り組んでいます。

 日々、徹底した管理コストと製造原価の削減に挑戦しながら、よりいっそうの品質向上や工程の効率化を図り、ユーザーのさまざまなニーズに応えられる企業を目指しています。今、飛躍の段階にあります。
生産現場でも品質とコストにこだわりをもつ

支援内容
 エステーとは企業に関する情報交換を行うなど、以前から(財)みやぎ産業振興機構と接触がありました。最近では、同社が参加している「みやぎ広域取引商談会」を通じ、県内外の企業情報の提供を行うなどして支援しています。

 また中里敬一社長が就任して以来、業績は順調に推移しています。生産能力の拡大を図るため社内体制を強化、さらには経費削減を目的に大型設備を導入することになり、貸与制度活用を促すなどの支援を行いました。

 

企業者の声
「貸与制度は企業にとって有意義」と言う中里敬一社長
 事業を発展させるためには、さらに高度な技術力でお客さまのニーズに応えることが重要です。機械の更新と新規設備の導入をしていく中で、貸与制度は経営にとってとても有意義なものとなっています。また、下請事業を活用することで新たな取引企業の紹介をしてもらい、経営基盤が一段と安定し、発展につながっています。

担当者の声
 中里社長は製造現場の出身で「能力よりも努力を大切にする」との信条をもち、全社員からの信頼が厚く、経営理念・手腕・人柄は大いに評価できます。

 また、外注先として大型加工については県外企業を活用していますが、県内にも大型設備を保有している企業が年々増えていますので、必要に応じ企業紹介のお手伝いもしています。今後とも産業振興機構を活用し、企業が発展すればいいと思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 中里 敬一
住所 宮城県石巻市三河町7番地の2
電話 0225-22-4181
e-mail
URL
従業員 46名
業種 製造業
主要製品 設備機械の設計・製作・据付、電力向け油圧ウインチ(自社製品)