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カーアイランド九州に足場を求めて
株式会社フジ技研カゴシマ 平成18年
企業概要
 当社は昭和63年に三重県四日市市で創業して以来、自動車用試作開発部品の製作や金型加工、検査治具等の製作を行ってきました。

 工場が手狭になったこともあり、工場用地を探していたところ、安い土地、豊富な人材、更には日産自動車、トヨタ自動車に加えてダイハツ車体(現:ダイハツ九州)の九州進出等、今後九州が自動車の一大生産拠点になるとの見通しから鹿児島県への進出を決定しました。

 平成11年に鹿児島県曽於郡末吉町(現在の曽於市)に工場を新設し、当初は本社からの仕事がほとんどでしたが、フジ技研カゴシマとして独自の営業活動も展開していきました。地道な営業活動の中で、財団法人かごしま産業支援センターの支援(取引あっせん)もあり、徐々にその成果が実を結びはじめました。

 当社が『速く,安く,正確に』をモットーに、営業・業務・製造のデータの一元化によるトータルサポート体制をとっていることも評価され、アイシン九州との取引が始まって現在でも良きパートナーとして取引が継続しています。

 また、それをきっかけに、自動車メーカーの九州における部品調達率向上を目的に設立された「Ring from Kyusyu」の一員となり、より営業の幅が広がりました。

 受注量の増加に伴い、当初は10人足らずであった従業員も45人ほどに増え、工場の増設、新規設備機械の導入等その規模を拡大しつつあります。

 今後、九州での自動車生産台数が100万台を突破し、120万台に届かんとする動きに同調し、自動車メーカー、1次・2次サプライヤー等のニーズに対応できる体制を取りつつあります。
サイドフレーム用検査治具20
写真一覧
 
ランプ廻り木型
写真一覧

支援内容
 財団法人かごしま産業支援センターでは、県内中小企業者に対し、取引のあっせんを通じて受注量の確保、増加から経営の安定を支援しています。県外からの誘致企業に対しても同様で、受発注の取引あっせんにより誘致後のアフターケアを行っています。同社はもともと自動車関連の検査治具等については技術力と実績、また生産管理面で評価が高く、当センターとしても自信をもって紹介できる企業でした。

 ただ、九州においては営業の実績がなかったため、九州に立地する自動車産業関連企業へのPRをはじめ、同行して発注企業を訪問する等、具体的に営業活動の支援を行ってきました。また、当センタープロジェクトマネージャーが自動車産業に造詣が深いことから、工場の生産工程などに関して適切なアドバイスを行うとともに、その人脈を通じて関連企業の紹介も行ってきました。

 その結果、当初本社の生産の一部を担う鹿児島工場との位置づけであった同社は、独立した九州での受注受け皿となるまでに成長しました。

企業者の声
代表取締役社長
佐藤正廣氏
 鹿児島への工場進出以来、支援センターの職員、プロジェクトマネージャーはじめ九州の自動車産業関連企業の発注担当者の方々を紹介いただく等、多くの方々と知り合い大変感謝しています。

 今後、工場の拡大、雇用の増大等いろいろな面で恩返ししていきたいと考えております。

担当者の声
 同社の製品は自動車産業の中でも距離的な問題をそれほど問われない製品であることから、同社の鹿児島への立地は先見性があったと考えられます。

 同社には九州での自動車産業の集積という追い風が吹いており、今後更に大きく成長して欲しいと願っています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 佐藤正廣
住所 鹿児島県曽於市末吉町深川11111-6
電話 0986-28-0505
e-mail sakamoto_katsushi@fujigiken.jp
URL http://www.fujigiken.jp
従業員 45人
業種 一般機械器具製造業
主要製品 自動車向け検査治具(C/F)、溶接/加工治具、ライン治具、検討用モデル製作、量産用金型/一般部品加工等