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焼酎の限りない可能性と文化の広がりを求めて〜オンリーワンの商品づくりで宮崎から世界を目指す〜
王手門酒造合名会社 平成18年
企業概要
 当社は明治28年10月に個人商店として創業し、昭和46年2月に門下酒造合名会社として法人化しました。更に、平成7年10月には王手門酒造合名会社に社名を変更しました。平成15年6月にはアンテナショップとして宮崎市内に「アルデバラン」を開店させています。「普通の商品を普通に売っていては大手に太刀打ちできない」(取締役副社長兼経営執行責任者の國貞さん)と独自路線を強化しています。

 商品開発に当たっては、男性のヘビーユーザー向け商品や、焼酎を飲んだことのない女性にアピールする商品等、コンセプトを明確にし、製品のネーミングやデザインを含め、商品の価値をトータルで提案しています。

 味においても、発酵と糖度の関係に着目し、発酵温度や冷却時間を調整することで、素材の良さを残しながら甘みがあり、飲みやすい焼酎の開発に力を注いでいます。

 こうした商品づくりが評価され、首都圏を中心に販路が広がってきており、海外では香港への輸出も始めたほか、近々アメリカ市場への進出も予定しています。
製品

支援内容
 洋酒を思わせる色とりどりのボトル、芋焼酎『不阿羅王(ファラオ)』に代表されるネーミング、本社ショールーム兼ショップに設えられたオブジェのようなボトルラック。「焼酎とは楽しく、おしゃれに、ステータスを感じられるものでありたいと私たちは思っています。ワインやウイスキーがそうであるように、世代や性別、国籍等を超え、普遍的な価値をもって受け入れられる。すなわち文化として焼酎を位置づけ、ローカルからよりグローバルなものに高めていきたいのです」と國貞さん。

 同社は、焼酎を文化として定着させるためには、地元宮崎の人に愛されることはもちろん、都会での消費を定着させることが重要であるという考えのもと、「食と住のコラボレート」をコンセプトに、焼酎だけでなく、焼酎を飲む雰囲気を含んだトータルコーディネートを提案しています。

 海外での販路開拓に当たってもこのコーディネートを提案することになり、財団法人宮崎県産業支援財団の販路開拓活動支援補助金を利用して、中国・上海で開催された展示会に出展しました。

企業者の声
取締役副社長兼
経営執行責任者
國貞憲太郎氏
 販路開拓から製造方法に関する科学的なアプローチまで、的確な助言やサポートをして下さる、財団法人宮崎県産業支援財団ならびに県の関係機関は会社にとって心強い存在です。今井コーディネーターにはカリフォルニアのワイン工場を紹介していただき、品質管理等の面は新工場建設の際に活かすことができました。

担当者の声
コーディネーター
今井常世氏
 國貞さんの作品はアーティスティックで、本社ショールームにいると、まるでMoMA(ニューヨーク近代美術館)で杯を傾けているような錯覚に陥ります。東京ギフトショーでも同社のブースは人気でした。「マーケットのことはマーケットに聞け」という基本が貫かれているからでしょう。ブームが沈静化した今こそ真価を発揮し、更にファンを増やしていただきたいと思います。

企業基本データ
代表 代表社員 黒木健博
住所 宮崎県南那珂郡北郷町大字大藤甲898番地8
電話 0987-21-7717
e-mail info@ohtemon.jp
URL http://www.ohtemon.jp/
従業員 34人
業種 製造業
主要製品 乙類焼酎(「不阿羅王」、「超不阿羅王」、「凱」、「是々」、「日日是是」、「花 天授」、「族」、「黄金の日々」、「龍。」、「隠し蔵の三悪人」、「獅童の乱」等)の製造及び一般小売酒類の販売