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こだわりの干物を、プロの焼き加減で食卓へ。レンジで温めるだけで簡単に食べられる美味しい焼き魚。
株式会社水永水産 平成18年
企業概要
 当社は、昭和24年に宮崎県門川町で、合資会社水永商店として、水産食料品の加工と販売で創業しました。以来、宮崎県内はもとより、九州各地で水揚げされた水産物を原料として、開き干、丸干、煮干等の加工販売を中心に事業を行ってきました。現在では、3つの直営店舗を門川町内と宮崎市で展開しています。

 当社では、原料として使用する魚の鮮度に気を配り、加工の際には無塩素のミネラル水や天然の深層海塩を使用しております。更に、通常20℃前後で魚を乾燥させますが、当社では10℃という低温で乾燥させることにより、甘塩でまろやかな味の製品に仕上げています。

 特に、夏場は加工場の温度管理にも気を遣い、「息を抜かない」熟練の技術により作られる製品は、全国水産加工品総合品質審査会で平成12年から4年連続で入賞しています。このことからも、当社製品の品質の高さを知って頂けると思います。
「焼きじょうず」

支援内容
 近年の魚離れで、特に若い世代は魚の味を知らずにいます。そこで社長の黒木さんが考えたのは、レンジで温めるだけで食べられる美味しい焼き魚です。といっても、レトルトにするのか冷凍にするのか、あるいは他に何かいい方法がないのか、悩んでいました。そんな折、財団法人宮崎県産業支援財団の出張相談に来られ、支援を受けられることになりました。

 具体的には、当財団の創造技術研究開発費補助金を受け、「焼きじょうず」シリーズを開発されました。できたての干物を、強火の遠火というプロの焼き加減を作る特殊オーブンで焼き上げ、真空パックしてから冷凍したものです。食べ切りサイズで、価格も300〜400円に抑えています。自然解凍だけでも十分食べられる味に仕上がったことについて「メーカーだから出せる味」と黒木社長は自負されています。今後はアイテムを増やし、業務用にも対応する予定ということで、目の届く直営販売の中で、「宮崎のうまい干物」と口コミで問い合わせが来るような商品にしたいと、売り込みにも熱心です。

企業者の声
代表取締役
黒木隆一氏
「焼きじょうず」は、まだ類似品のない商品です。食卓にそのまま出せる美味しい加工品が作れたら、魚を見直してくれるはずだと考え、開発しました。今後も宮崎、九州の魚を使って良い加工品を作りたいと考えています。

担当者の声
プロジェクトマネージャー
長澤啓作氏
「プロが焼いた美味しい魚を手軽に調理できる方法で販売できないか」というアイデアは、現場に立つ社長ならではの具体的でユニークなものでした。商品化に成功し、アイテムも増えてきました。今後は外食産業もターゲットにしていけると思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 黒木隆一
住所 宮崎県東臼杵郡門川町大字門川尾末9083番地1
電話 0982-63-1032
e-mail info@maruboshi.jp
URL http://www.maruboshi.jp/
従業員 66名(パートを含む)
業種 食料品製造業
主要製品 開き干、丸干し、ちりめんなど