HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
技術者集団のネットワーク構築により受注拡大
シナジーシステム有限会社 平成18年
企業概要
 社長は、自動機や省力化機器の設計を長年経験し、平成11年33歳で独立、個人事業者として活動を開始しました。もともと技術力には定評があったため、独立後も生活して行くには十分の受注を抱えていました。しかし、取り巻く環境としては、仕事量の減少傾向が見られ、各分野(機械設計、電気ソフト設計、電気配線、機械組み立て等)の多くの個人事業者が、技術がありながらもなかなか仕事がもらえない状況にありました。社長は、このままでは廃業に追い込まれる技術者仲間が出てくるとの危機感をもっていました。

 そこで、自分が核となり、各部門(機械設計、電気ソフト設計、加工、組立等)の高度な技術をもつ個人技術者のネットワークを構築し、生産連携体制を確立することによって、高品質で低コストの製品を提供していけば、安定した仕事が確保でき、技術スペシャリスト達の力をもっと発揮できる場を増やせるのではないかとの考えが浮かびました。

 平成15年10月、自身が思い描くビジネスモデルを確立し、何とか事業化したいとの思いから熊本県インキュベーション施設(夢挑戦プラザ21)に入居し、法人化するための準備とネットワーク構築に奔走し、今日の事業体制を確立しました。

 現在当社は、自社部品加工工場も完成させ、半導体・弱電・自動車・医療機器等各大手メーカーと直接取引を行い、着実に売上を伸ばしています。今後も、技術者のスペシャリスト集団として協力企業や個人事業者と連携をとりながら、機器の構想から設計、製造、納品まで一貫して行う総合エンジニアリング企業を目指して日々努力を重ねています。
本社工場
 
部品圧入機

支援内容
 財団法人くまもとテクノ産業財団では、インキュベーション施設入居時に、生産連携体制を確立するためのネットワークの構築や法人化に向け支援を行うとともに、日々の活動で生じた課題に対し解決のための助言や情報提供を行いました。

企業者の声
代表取締役
上村善信氏
 インキュベーション施設を活用することで、初期投資リスクを抑えることができました。今も私が最も大切にしていることは、人とのつながりです。こうして会社を立ち上げることができたのも、協力してくださる多くの方々のお陰と感謝しております。

 平成18年は、部品加工を自社で行うための工場が完成しました。将来は、これまでに蓄積したノウハウを活かして自社製品の開発も手掛けていきたいと思っています。

担当者の声
 自分の思い描くビジネスモデルを実現させたいという強い思いと、人に感謝する気持ちを持ち続けたことが、これまでの成功につながっています。持ち前の行動力と個人のネットワークで更に起業家として飛躍されることを期待します。

企業基本データ
代表 代表取締役 上村善信
住所 熊本県菊池市七城町蘇崎1365-4
電話 0968-27-4055
e-mail
URL http://www.synergy-s.co.jp
従業員 9名
業種 一般機械器具製造業
主要製品 各種自動機・省力化機器の設計製作、精密部品加工