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特殊真空技術を用いた高い技術力で、真空機器の設計から保守まで一式対応!
株式会社ラジカル 平成18年
企業概要
 当社は、平成14年に設立した企業で、世界各国での20年に及ぶ真空技術の経験を活かして真空ポンプの修理業務や真空装置の設計・製作を行ってきました。設立後の4年間で築いてきた技術的信頼により、今期からの大きな躍進を目指しています。その目玉は下記の2事業です。

(1)真空装置事業
 これまでの真空技術を活かして高純度で安価なシリコンを供給するため、現在「太陽電池用シリコン精製装置」の開発に取り組んでいます。この装置は、今後の太陽電池需要の急激な伸びに比例した販売台数の伸びが期待できます。

 太陽電池に対する需要は、世界的な原油価格の高騰や国の省エネルギー政策へのシフト等の影響を受けて今後ますます高まる一方であり、その太陽電池の材料であるシリコンの高純度化の実現を高い真空技術力により目指しています。

(2)クライオポンプのメンテナンス事業
 設立当初から行っている事業で、4年間の実績(約500台)から技術的に他の大手真空メーカーと引けをとらないとの評価を得ており、今後は修理業務の効率化による販路拡大が期待できます。

 また、平成17年から台湾でも事業の展開を開始し、平成19年からは、マレーシアでも展開を計画しています。

 現在は、全体で2億円の売上ですが、上記2事業を中心に、1年後4億円、3年後12億円を目標として進めています。また、現在は、台湾にはオフィスや工場を持っていますが、国内は賃貸オフィスと工場なので、1年後には自社工場の建設を目指しています。
シリコン精製装置
イメージ
 
クライオポンプ

支援内容
 平成18年5月に初めて代表が、財団法人くまもとテクノ産業財団に相談に来られた時、その持っている技術力の高さや「真空」技術という特異性にまず感心しました。

 相談内容は、新開発に対する資金調達でしたので補助金申請の提案をしましたが、せっかく良い技術を持っているのに、その表現力(プレゼンテーション)が弱いように感じましたので、「ビジネスプラン」の作成も同時に進めることとして専門家の派遣を決めました。専門家の選定に当っては、技術の話もできるように「技術士兼中小企業診断士」としました。

 並行して進めていた経営革新計画の申請も、この度熊本県から承認されました。また、事業の拡大に伴い事務所も手狭となったため、一部門について、熊本県インキュベーション施設(夢挑戦プラザ21)への入居申請を行い、10月から入居しました。

 更に、現在、熊本県工業技術センターに真空センサーの共同開発を申請中で、研究機関も含めた支援を今後も続けて行きたいと思います。

企業者の声
代表取締役
宗雲幹久氏
 初めの相談から短い期間で経営革新計画の承認がとれましたし、またインキュベーション施設への入居許可を頂きまして、たいへん感謝しております。

 今後とも熊本県工業技術センターも含めまして末永いお付き合いをお願いしたいと思います。

担当者の声
 初相談以来、専門家派遣からインキュベーション施設の入居にいたるまで、幅広い支援ができて良かったです。

 代表者の夢(売上大幅増、自社工場建設等)が早く実現して、熊本県を代表する会社になることを期待して、今後も支援を続けます。

企業基本データ
代表 代表取締役 宗雲幹久
住所 熊本県熊本市尾ノ上1-43-16
電話 096-383-0341
e-mail sogumo@radical-tech.com
URL
従業員 国内10名、台湾3名
業種 真空設備・真空機器の設計・製作・保守
主要製品 太陽電池用シリコン精製装置の開発、クライオポンプの修理、真空機器の販売