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水域の形状に対応した効果的アオコ除去・監視システム及び屋上緑化
株式会社マサキ・エンヴェック 平成18年
企業概要
 当社は平成12年に現代表の眞崎社長が設立したバイオ環境改善事業を手がける企業です。企業理念は「売り手も買い手も良くて、それによって環境(自然・社会・人的環境)がよくなる」という”三方よし!!”を基本に事業を展開しています。

 現在の商品は、自社開発による水質改善装置「水すまし」と屋上緑化用の軽量基盤土壌「ルーフソイル」、そして高濃度環境共生微生物剤「ハイデム」の3本柱です。

「水すまし」は、閉鎖された水域の水を上昇流により攪拌することによって、水域の生態系を活性化させ、自然の浄化能力を高めるための流れを作り、アオコの発生を防いで濁りや悪臭を改善します。また、アオコが既に発生した場所では、上層が下層への下降流でアオコを強制的に底部へ押し込み、食物連鎖の利用で消滅させる効果もあります。動力源には太陽電池を採用しており、水の浄化に利用した先進性と浮体式によるメンテナンスの容易性、従来のシステムとの比較における経済性等が広く評価されています。平成12年2月に国連・新エネルギー財団の「21世紀型新エネルギー機器等表彰(新エネ大賞)」で、九州初・中小企業初となる同財団の会長賞を受賞し、平成13年4月にはニューヨーク国連本部でプレゼンテーションも行いました。

 屋上緑化「ルーフソイル」は、中国産の泥炭を使い、土厚が従来の工法より薄くても植物が根をはり、保水力・保肥力が高いものとして高い評価を得ています。ヒートアイランド現象を緩和し、また冷暖房効率も上がるため、東京23区を例にとると1日に2億円くらいの電気代の節約となります。

支援内容
 プロトタイプの「水すまし」が製作完了(平成15年11月)したので、水槽テスト実施のための「水槽」及び「テスト装置」の借用とテスト実施を総合科学大学に依頼し、テストを実施しましたが、そのテストに企業インストラクターを派遣し、支援を行いました。

 また、小型「水すまし」の設計・製造・試験に関しても、企業インストラクターを派遣して図面レビュー等による設計の支援、水槽テストにおけるデータの確認等の支援を行いました。

 更に、小型「水すまし」の販売及び共同研究推進について、国の新連携事業への申請を推奨し、申請の支援を行いました。それによって、平成18年度の新連携事業に認定されました。

企業者の声
代表取締役
眞崎建次氏
 中小企業のみで開発を行う場合、どうしても解決できないケースが出てきます。そのようなときに途方に暮れるのではなく、気楽に相談できる場所があることは非常に心強く、安心感に繋がり精神的な支えとなりました。

 また、技術面でも大学の紹介・橋渡しを行ってもらう事により、企業が単独で訪問した場合と違って親切で誠実な対応を引き出すことができたと考えています。

担当者の声
 社長の方針が社員によく徹底しており、若い社員が一生懸命に取組んでいる様子が随所で見られます。今後の飛躍が大いに期待できる企業だと思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 眞崎建次
住所 長崎県長崎市光町2-20
電話 095-862-3231
e-mail eigyou@envec.co.jp
URL http://www.envec.co.jp/
従業員 16人
業種 環境技術開発・製造・販売
主要製品 水質改善装置(水すまし)、屋上緑化用土壌(ルーフソイル)、高濃度環境共生微生物剤(ハイデム)