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「水まわり工事24時間コンビニエンス」待ちの営業から外に打って出る営業へ
アジア商事有限会社 平成18年
企業概要
 当社は、平成14年に先代の後を引き継ぎ、「安全な生活はクリーンな排水から」をかかげて地域のために上下水道関連、ボイラー関連の機器販売と取付工事を行ってきた企業です。近年、建設業の公共工事の減少等からリフォーム業への進出企業が多く、水道工事関連で台所の改装、トイレの水洗化等で従来の顧客が他企業に侵食されています。つまり、工事一筋で顧客からの注文を待っているだけだったため、従来の顧客が知らない間に他社のボイラーを入れていたとか、水洗トイレに変えていたことがわかりました。

 当社としては、この競合に打ち勝つため、平成15年に「水まわり工事24時間コンビニエンス」をタイトルに経営革新の承認を取りました。つまり、地域住民のために役立つ企業として再スタートを切りました。

 それは、従来の顧客だけでなく、水で困っている市民を応援することが、会社の足場固めとなると決断した営業方針でありました。この営業方針を実現するため、平成17年度から待ちの営業から外に打って出る営業を重視して力を入れ始めました。

 現在、営業部門と工事部門との役割分担ができ、「自社の強み弱みを自覚しながら他社との競合に打ち勝ち生き残るために」というより「顧客のために何をすべきか」を考えて行動しています。
本社社屋
 
社員一同

支援内容
 上記の営業方針実現に向け、財団法人福岡県中小企業振興センターでは、専門家派遣により以下の具体的な支援を行いました。

・工事中心でしかも家業的な企業から、目標を持って社長・社員が一丸となって働く企業の基礎作り。
・社長と社員の認識の違いを確認し、同じ土俵でコミュニケーションができるようにヒアリングを行いました。
・ヒアリングの成果として、工事前の段取りをいかにすべきかを再認識しました。
・工程管理の必要性から、月間の個別工事のタイムスケジュールが漠然としていたので、表にしました。
・営業マンの教育を行い、機器売り込みと工事受注の違いを認識してもらいました。
・受注には、企業と営業マンの信用を相手に売り込むことが先で、それから受注活動をすることを指示しました。
・社員が自分で考えて判断し、それが良いか悪いかを社長に相談することを今後のテーマとしました。

企業者の声
代表取締役
長野裕之氏
 期待以上のご支援が得られたことに大変感謝しております。当社の問題点をあらゆる方面から分析して頂いた事はとても貴重なもので、自分達の意識の改革にも繋がりました。

 また、会議の定例化を行い、その結果、工程のスリム化が実施できました。改めて専門家のご指導による効果に驚いております。今後もご支援の継続をお願いする所存です。

担当者の声
 経営者の前向きな姿勢に感銘しています。良いこと悪いことの価値判断を、「お客のために」と「会社の信用」という物差しで決定していることはすばらしいことです。今後もできうる限りの支援を続けたいと思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 長野裕之
住所 福岡県柳川市三橋町高畑206番地の3
電話 0944-73-0115
e-mail asia@w4.dion.ne.jp
URL http://www.k2-homes.com/hp/asia-s/
従業員 7人
業種 一般管工事業
主要製品 上下水道工事とトイレ、バス、ボイラーの販売と取り付け