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木製ガレージドアの需要拡大により、町並みの美観にもおおきく貢献!
株式会社ワールドガレージドア 平成18年
企業概要
 当社は、アメリカやカナダにおいてガレージドアに木製が使用されていることに着目して、日本での木製ガレージドアの普及にチャレンジした企業です。

 設立は平成3年で、現会長(当時は社長)が自宅のガレージを施工する際に、アメリカ製の木製ガレージドアを購入したことがきっかけで、もともと木造建築が普及している日本の住宅にも相性がよいのではという発想から、その開発・販売に着手しました。

 しかしながら、施工形態、国民性や気候・風土等も違うため現在の製品になるまでには苦慮した点も多く、アメリカでは2×4工法が主流であることから規格寸法の製品が大半であること、概して仕上げが雑で日本で好まれるような細やかさがないこと、湿気の少ない気候で使用しているため反りや割れ等の木の変化を考慮していないことが製品開発での課題となりました。

 そこで、当社は、ドアの表面パネルは自家製、モーターやレール等の金物部分はアメリカ製を使用すること、ドアパネルには節を取り除いた木目のまっすぐな天然のむく材を利用すること、ドア幅も条件に応じて幅6.5mまで対応できるようにすることでこれらの課題を解決しました。

 これらの努力により、現在販売している木製ガレージドアは従来のスチール製と比較して高級感があり、高級住宅における顧客ニーズを満足し、販売成果を上げています。

 また、準遮炎(準防火)認定を取得したことで、今まで取り付けできなかった商業地域の住宅や店舗等にも売り込むことによって、事業拡大を図るとともに、新たに車庫と居住スペースを一つにしたガレージハウスを商品化することで、商品価値を高めた事業拡大を目指しています。
木製ガレージドア

支援内容
 同社は、平成16年10月に財団法人やまぐち産業振興財団の事業可能性評価委員会でのA評価を受け、当財団の重点支援企業に認定されました。これにより、当財団は同社に対して重点的な支援を開始しました。

 同社への支援に当たっては次のような目標を設定しました。特許申請を3件、標準作業時間の設定による工場の工程管理の改善等です。また、ISO9001の認定取得、中国の富裕層の市場を睨んだ中国進出の足掛かりとしての中国版ホームページ作成等の支援も行いました。

 これらの目標を達成するために、当財団ではさまざまな助言、指導とともに、専門家の紹介、財団事業による専門家派遣を行いました。

 これにより、同社は、3件の特許申請、工程管理の改善等の目標を達成するとともに、ISO9001の認定取得を受け、中国版ホームページをWeb上で公開しています。

 この他、同社に対しては、ITシステムの改善や従業員の情報スキルの向上、市場調査による販路確立等、その支援は多岐にわたっています。

企業者の声
代表取締役
店村圭祐氏
 平成16年9月に「木製ガレージドアの新規開発により需要拡大と企業体質の強化を図る」をテーマに経営革新計画の承認を受けました。10月には「準遮炎性能を有する木製ガレージドア認定取得による市場開発」というテーマで事業可能性評価委員会のA評価を受け、財団法人やまぐち産業振興財団の重点支援企業となったことにより、事業化に更に弾みがつきました。

担当者の声
プロジェクトマネージャー
国弘憲二氏
 山口県の山口市という製造業の数が比較的少ない地域で「こんな面白い製品を作っている中小企業がある」という情報を受けて支援を開始しました。事業可能性評価のA評価を受けたことで、例えば専門家派遣では通常年間10回の派遣が20回まで可能となる等、同社への重点的な支援を行うことができ、これによりその課題解決に貢献できたのではないかと思っています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 店村圭祐
住所 山口県山口市下小鯖405-1
電話 083-927-6500
e-mail home@wgd.co.jp
URL http://www.wgd.co.jp/
従業員 15名
業種 製造業
主要製品 木製ガレージドア