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食品の異物除去、等級選別に斬新な装置を開発し、新事業に!
アイオ株式会社 平成18年
企業概要
 当社は、昭和57年、元商社マンの吉永社長が秋穂工業として創業し、自動車部品の納品管理からスタートしました。昭和61年、マツダ株式会社防府工場(山口県防府市)に納品する自動車部品の検査選別を開始しました。近年は、イタリア、スペイン等、海外の自動車部品メーカーとの直接取引も増えています。現在では、これらに加えて乾物を中心とした食品の検査選別事業も手がけ、食品事業部・検査サービス事業部・納品管理事業部の3部門で構成されています。

 ここにきて新事業のメインとなっているのは、平成15年に発売したエアガン式高精度画像処理選別機「HG−400A」です。食品に混同する異物の除去や、製品の等級選別などの飛躍的な向上を可能とするもので、超高性能CCD(電荷結合素子)カメラを搭載し、カメラを通じて異物と認識するとエアガンで吹き飛ばす仕組みになっています。

 一般に乾物の食品選別には磁力やX線等を使いますが、こうした方法で取り除けるのは異物の80%ほどで、残りは人が目視で取り除くこととなり、どうしても微細な鉄粉やガラス片等が残ります。これに対し、CCDカメラで検査し、それを正確にエアガンで撃ち飛ばす当社機を使うと、その確率が100%近くまで上がり、乾燥食品をはじめとする関連業界から注目されています。
風力選別工程
写真一覧
 
X線による検査機

支援内容
 新事業となる「HG−400A」について、専門家の派遣を通じてビジネスプランの作成等を支援するとともに、平成13年に経営革新補助金(中小企業経営革新支援対策補助事業)を開発資金として活用したほか、平成15年に財団法人ひろしま産業振興機構・広島県中小企業・ベンチャー総合支援センターが開催する「ベンチャー交流サロン」に参加し、同年の「ベンチャーメッセひろしま」、翌16年の「ベンチャーひろばin東京」に出展するなど、新事業のスタートとアピールをサポートしています。

 さらに、広島県人会のマッチング支援も活用し、県人会副会長のカルビー名誉会長の人脈を介して、日本たばこ産業株式会社(JT)との交渉も始めています。

企業者の声
代表取締役社長
吉永克己氏
 広島県の支援策を活用し、新事業展開を広くPRできる機会を得ました。現在進んでいるJTとの交渉が成立すれば、世界のたばこ検査市場への販売も期待できます。

 今後も、販路開拓等支援策を活用していきたいと思っています。

担当者の声
 高精度画像処理技術を使ったユニークな選別処理機を核に、順調に業績を上げています。

 このベース技術を活用し、汎用型選別機の開発や検査受託業務等、さらなる事業拡大が期待できます。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 吉永克己
住所 広島県広島市南区皆実町4丁目1番14号
電話 082-251-1151
e-mail info@a-i-o.co.jp
URL http://www.a-i-o.co.jp
従業員 33名(パート117名)
業種 食品選別装置製造業、食品・自動車部品等検査管理業
主要製品 エアガン式高精度画像処理選別機「HG−400A」