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高精度製品の開発とともに多品種少量生産に欠かすことができない技術を習得し受注拡大
有限会社エイブル精機 平成18年
企業概要
 西山一郎社長は以前、機械設計事務所に勤務しており、機械製図1級の資格を持っていました。有限会社エイブルは、平成3年に創業しました。しかし、創業当初、会社の8割を占めていた地元大手企業からの受注が、不況により、年々減少してきました。そこで、新たな取引先開拓を行うため、財団法人鳥取県産業振興機構の支援により、受発注商談会に参加しました。この結果、情報収集の重要性を痛感するとともに、当社に必要な技術ニーズの習得といった、将来、進むべき道を知るキッカケができました。

 鉛は2003年2月にEUのRoHs指令が電気製品に使用してはならない有害6物質の一つとして指定され、それ以来すべての企業で鉛フリー化に対応しなくてはならなくなったことに着目し、市場的に大きなマーケットのある鉛フリー技術を活用した生産設備の製作に着手しました。

 具体的には、同機構の経営革新支援により、鳥取県、鳥取県産業技術センター、独立行政法人国立高等専門学校機構・国立米子工業高等専門学校との共同研究で、レーザー技術の導入及び鉛フリー化による高精密製品の開発を手がけ、レーザー半田付け機やテーピング機等を生み出しました。

 その後、これらの開発により得られた独自技術である鉛フリー技術を生産設備の自動省力化技術に応用することによって、県内外の受発注商談会において高い評価を受け、電子部品等の新たな受注が生まれ、企業を大きく成長させる要因になりました。

 レーザー技術及び鉛フリー化による高精度製品の開発と積極的な受発注商談会への参加により、新規受注が大幅に拡大しつづけています。
レーザー半田付け機
 
テーピング機

支援内容
 財団法人鳥取県産業振興機構では、中小企業新事業活動促進法による経営革新支援を行い、同社は「レーザー技術の導入及び鉛フリー化による高精度製品の開発」に着手しました。

 でき上がった製品とともに、それによって培われた技術について、当機構は同社に、県内外で開催される展示会・受発注商談会等への参加を積極的に促しました。複数年にわたる販路開拓支援も結実し、県外受注量が増加しています。

企業者の声
代表取締役
西山一郎氏
 企業経営の厳しい時代に、中小企業支援センターの支援を受け、受発注商談会に参加したことが新しい展開に繋がっています。また、経営革新の支援を受けた新技術の開発が現在の当社の基盤となっており、新しいビジネスを展開できたのは中小企業支援センターがあればこそと思っています。

担当者の声
 自動省力化設備に対するニーズの高さに加え、継続的に自社の技術力に磨きをかける社長の姿勢が今日の成功に結びついています。今後も県外企業との取引を中心に販路開拓支援を行っていきます。

企業基本データ
代表 代表取締役 西山一郎
住所 鳥取県米子市和田町1415-2
電話 0859-25-1811
e-mail able@sanmedia.or.jp
URL http://www.able-seiki.co.jp/
従業員 14名
業種 各種自動省力化設備設計製作
主要製品 自動省力化設備