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ファブレスから再び「ものづくり企業」として第2創業に挑戦し、成長を続ける高付加価値型表面処理メーカー
大阪真空化学株式会社 平成18年
企業概要
 当社は、昭和38年8月に創業された総合メッキ事業者です。現在の業容は、資本金1000万円、売上高15億円となっています。表面処理に係る設計、金型製作、射出成形、蒸着、化学メッキ、電気メッキ等を行い、完成品に至るまで一貫受注生産を行う開発型の表面処理業者です。顧客企業は電機業界、IT業界、自動車業界、情報機器業界、電子部品業界等わが国を支える基幹産業であり、当社は、それらの完成品に欠かせない表面処理技術及び製品を供給しています。

 当社が保有するコア技術を用いて、プラスチックス、セラミックス、無機材料等に導電性、光学特性、電気特性を付与しています。最近は、新しい装飾技術の開発、無公害加工技術の開発等を積極的に進める一方、量産体制充実のために、日本初の樹脂メッキ最新鋭表面処理設備導入を行う等、技術開発と生産技術向上の両面から経営革新を推進しています。

 平成16年には、化学ニッケルを使用せず剥離用硝酸を不要とするクリーン環境のプラスチックメッキラインや、エッチング汲み出し液の回収と薬品再生システムによる省薬品と排水処理の負担を軽減したクリーンで美しい工場の実現等のテーマで、大阪産業振興機構の「テイクオフ大阪21」の認定を受けました。
各種加工製品

支援内容
 同社は、財団法人大阪産業振興機構の「テイクオフ大阪21認定企業」へのアドバイザー派遣制度を積極的に活用されています。

 品質管理面ではISO9000を取得し、現在はISO14000の審査の受審準備段階にあります。経営管理面では中期経営計画の策定や人事管理面での支援、営業面では営業活動のレベルアップ、IT化による業務改善といったように、全社的に大阪府中小企業支援センターの専門家派遣制度を活用した経営改善に取組まれています。

 支援機関間の連携も活発に行われており、生産技術や技術開発では、大阪府立産業技術総合研究所の支援や近畿経済産業局による平成18年度中小企業・ベンチャー挑戦支援事業(実用化研究開発事業)への採択、販売面では、中小企業・ベンチャー総合支援センター近畿支部の販路開拓コーディネート事業の活用により、着実に成果を上げています。

 大阪府中小企業支援センターは、こうした専門家派遣の相談や専門家同士の情報交換、調整、提案等を行っています。

企業者の声
代表取締役社長
安達隆一氏
「テイクオフ大阪21」認定取得以来、財団法人大阪産業振興機構に継続的に各専門家の派遣をお願いし、支援を頂いております。当社は、この恵まれた支援を受ける機会を十分に活用させて頂きました。お陰様で、当社の経営革新には大変役立っており、感謝しております。

担当者の声
サブマネージャー
大石孝太郎氏
 情報公開や情報共有はリアルタイムに行われ、顧客に対するクイックレスポンス等、経営理念の実現に向け真剣に取組まれる安達社長の姿に、私も大いに触発されています。

 製品サイクルが短く、開発・生産スピードが求められる業界環境にあって、経営支援も的確性とスピードが求められています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 安達隆一
住所 大阪府大阪市平野区加美北9丁目14番29号
電話 06-6791-4432
e-mail r-adachi@ovcjp.com
URL http://www.ovcjp.com/
従業員 35人
業種 総合表面処理
主要製品 設計、金型、成形、樹脂メッキ、EMIシールド、化学メッキ、蒸着メッキ、MID、IVONDING、レーザ加工、レインボー加工、アルマイト加工、ケミカラー、ポッチング