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摩耗・腐食に強いセラミックス接合製品で全国展開
株式会社ミテック 平成18年
企業概要
 昭和30年に先代(岸田強)が岸田鉄工所を創立しました。当初の主要加工製品は農業機械の部品でした。その後、昭和49年10月に法人化し株式会社岸田鉄工所を設立しました。当時は高度成長期も終わり二度の石油ショックが発生したことから、これまでの大量生産から単品生産へと移行する変革の時期でもありました。この時期からプラスチックの金型等の製作が主要加工品になりました。昭和55年には、福井県に福井日本電気株式会社が進出したのを機会に、電子部品製造専用機の部品やその装置の組立を手掛け始めました。その後、平成元年に現社名に変更すると同時に現代表が就任し現在に至ります。

 平成10年には、以前から検討していた新しい分野への参入を本格化し、金属とセラミックス材を接着接合した、耐摩耗性、耐腐食性に優れ、コストも抑制できる新分野の機械部品の製作をはじめました。以後、積極的な各種展示会への出展やDMの活用により、この金属とセラミックスとの接合・接着を特徴とした部品の拡販に努めました。売上も着実に伸びてきましたが、これまでの福井を拠点とした営業活動では、ユーザーとの距離が遠く、きめ細かなニーズの把握やサービスの提供にも限界を感じました。

 そこで、平成17年、大手電子部品メーカーが集積し日本のシリコンバレーと言われる九州地域での販路拡大を図り、営業力を強化するため、熊本に出張所を開設しました。更に同年には、財団法人ふくい産業支援センターのプロジェクトマネージャーより紹介を得て、東京の商社と業務提携を行い、関東地域の販売拠点を設けることに成功しました。

 また、平成18年には、地元福井県以北エリアの販路拡大のため北信越出張所を開設し、全国を視野に入れた販売拠点を設定しました。各販売拠点をネットワークで結び、「点」から「面」への展開に発展させ、販売網の確立に努めています。
セラミックス接合材

支援内容
 財団法人ふくい産業支援センターのプロジェクトマネージャーを中心に、販路拡大のために主に次の支援を行いました。

(1)セラミック接合部品の全国販売に向け、他社商品とのベンチマーク(対比評価)の実施指導と、セールスポイント(製品の特徴、コストメリット)の明確化
(2)地域別・業界別・顧客別の販売推進計画立案
(3)カスタマー紹介、同伴訪問
(4)関東地域の販売拠点作り
(5)展示会への出展

企業者の声
代表取締役
岸田賢次氏
 プロジェクトマネージャーの指導で、県外企業(特に松下電器グループ)への拡販、関東での販売拠点作り(東京の商社との代理店契約)、専門業界の展示会出展を実行し、中・長期の当社の成長戦略の展望が開けました。経営改善を図るには、気楽に中小企業支援センターに相談するのが近道だと思っています。

担当者の声
 財団法人ふくい産業支援センターによる各展示会への参加は非常に効果があります。出展者同士の県内企業との連携、取引が新たにできて良い結果が出ています。

企業基本データ
代表 代表取締役 岸田賢次
住所 福井県福井市舞屋町2字柳町17-3
電話 0776-35-6587
e-mail info@mitec-f.net
URL http://www.mitec-f.net
従業員 24名
業種 機械加工業
主要製品 (1)各種セラミックス接合製品
(2)一般金型
(3)超硬部品及び治具
(4)産業機械の設計製作