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紙カルテならびにフィルムベースの診療録電子化による「診療録管理支援サービス」の開発
株式会社エヌ・エス・エム 平成18年
企業概要
 現代表者は平成8年9月に有限会社メディアツール岐阜を設立し、デジタルメディア&アーカイビングシステム・ソリューションサービスを開始しました。その後、平成10年10月に株式会社エヌ・エス・エムに組織を変更しています。

 当社は、デジタルアーカイブシステムの構築と運用サービスを中心に事業を展開してきましたが、このたび、「検索機能付カルテの電子的格納技術」を開発しました。これは、今後医療機関で電子カルテシステムの普及が見込まれる状況下で、従来の手書きカルテを参照するシステム(Smart Cabinet)を商品化したものです。

 このシステムは、画像データに変換した従来のカルテに、検索用の索引を医療現場でのカルテ取り出し照会業務にそって付加することで、文字データと同様の検索を可能にしたものです。

 また、検索キーにより、従来の膨大なカルテをより迅速に検索することも可能にし、検索する医師から、アナログ(画像)データを索引しているにもかかわらず、あたかもテキスト検索をしているかのような利便性が評価されています。更に、新規に導入された電子カルテシステムにも、当社が提供するデジタル格納システムを「外付け」することで、利用者は使い勝手を気にせず使用することができます。

 現在の当社の業務は医療分野の記録のデジタル格納に特化していますが、この技術はあらゆる業種、業界で対応することが可能であり、対象市場規模も更に拡大するものと思われます。
基本検索画面
拡大図

支援内容
 岐阜県中小企業支援センターの平成18年度事業可能性評価事業に、同社から「検索機能付カルテの電子的格納技術」について評価申請書が提出されました。

 事業可能性評価委員会において、新規事業の計画、実現性、技術の先端性、市場性等を評価した結果、当該事業を「A」と認定しました。

 その後、マスコミ・金融機関等に紹介をし、継続的な支援を実施しています。

企業者の声
「A」評価を頂いたことにより、事業の方向性が定まりました。また、社員の士気が高まり、社内全体の一体感が生まれました。

 全国各地の大学病院や大手医療機関からも相次いで受注があり、また、金融機関との連携も見え、大きな手応えを感じています。県支援センターの先生方の適切なアドバイスが大変有難く、今後もますます事業を推進させて行きたいと思っています。

担当者の声
 大企業が参入する市場が多い中で、大企業が決して手を出せない市場にこだわり、ビジネスモデルを構築した同社の着眼点は、他の中小企業にとって参考になるのではないでしょうか。今後も同社のような好事例が増えることを願っています。

企業基本データ
代表 代表取締役 森谷正義
住所 岐阜県大垣市今宿6丁目52-18 ソフトピアジャパン・ワークショップ24 3階
電話 0584-77-3121
e-mail info@nsmedia.co.jp
URL http://www.nsmedia.co.jp
従業員 12人
業種 サービス業
主要製品 ○e-文書管理システム「Smart Cabinet」
○診療録/カルテ電子化ならびに分類整理支援サービス「カルテ電子化突貫工事」

提携に関する情報
 平成18年8月に公立丹南病院(福井県・鯖江市)に当システムが導入され、丹南病院からは、「紙カルテを電子化した場合、その保管に伴う管理費用の削減やスペースの有効活用ができます。また、紙カルテを探し出し、配送するといった人的作業がなくなり、業務の効率化も図れます。」との喜びの声をいただいています。