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WEB利用のセキュリティ製品で、「安心・安全・便利を、いつも近くに」
アイチシステム株式会社 平成18年
企業概要
 当社は、昭和57年2月に「アイチ化成工業」として個人創業し、平成3年にはより一層の飛躍を期して株式会社に組織変更しました。社名は、今日の先端技術の複合化・システム化を予測して「アイチシステム株式会社」と命名しました。

 当社の経営理念は、「お得意様には品質と価格の満足を」、「従業員には生活の安定を」、「社会には奉仕の心を」、「会社には利益を」の追求であり、その活動の原点は“和”であるとしています。

 本業は、自動車向けを主力にしたプラスチック部品の設計・製造ですが、単なる部品メーカーではなく、創業者である中戸社長の「世の中にないものを開発したい」との思いを実現するための開発型企業を自認し、取引先からも絶大な信頼を得ています。

 今般、社内で培ったIT技術の応用製品として「WEB−MATE」というセキュリティ関連製品を開発しました。これは、WEBによる画像とセンサー信号の遠隔配信機能を持つもので、マンション・住宅・学校・工場・駐車場等の監視や警告(対外的)、介護施設・工場内の工程及び設備の監視(対内的)等々、応用範囲が多岐にわたるものです。

 当社としては、念願の自社ブランド商品ではあるが直販のノウハウが少なく、従来の自動車関連とは乖離した市場であるため、どのような方法でアプローチや製品化をしていけば良いものか、新分野進出に向けてのマーケティングが課題となっていました。
ウェブメイト
 
ウェブメイト

支援内容
 同社は、製品を開発したものの、マーケティングについてはノウハウが少ないため新分野進出にあたり苦慮していました。

 財団法人あいち産業振興機構では、専門家を派遣し、マーケティング戦略上の基本を中心に支援を行いました。

(1)ターゲット市場の絞り込みや製品の差別化を行い、大手と競合しないこと、すなわち、経営資源上の制約からニッチな分野に特化して一人勝ちできる分野を探索すること
(2)ハード以上に利用方法をセットにした価値の提案を行うこと、すなわち、顧客の視点に基づいてシステムとして利用価値のあるアプリケーションを組み込むこと
(3)市場の調査・分析から5W1Hを織込んだマーケティング計画を作り、PDCAのサイクルを回すこと。


 現在、「WEB−MATE」は工場内の工程・設備異常の遠隔通知用として数件の販売実績やモニター・引合いがあります。その他にマンション監視用としてもモニターが稼働中で、今後の拡販に期待が持てます。

企業者の声
代表取締役
中戸與三郎氏
 当社の本業とする自動車関連部門とは異分野の自社製品開発であり、販売経験もないことから専門家からのアドバイスは心強いものがあります。

 特に顧客側からの見方・意見・アドバイスは参考になることが多く、平成19年度に本格的な製品市場投入を狙う当社にとっては、引続き本制度の利用も考えたいと思います。

担当者の声
 中小企業にとって、自社ブランドの製品を市場に投入することは念願と思いますが、未知の分野だけに成功するには周到な準備と計画が必要です。

 このようなときにも、財団法人あいち産業振興機構の専門家派遣制度等の活用をお勧めします。

企業基本データ
代表 代表取締役 中戸與三郎
住所 愛知県豊田市西中山町太田71-83
電話 0565-76-0607
e-mail a8-aichi-sys@aichi-iic.or.jp
URL http://www.aichi-iic.or.jp/co/a8-aichi-sys/
従業員 50名
業種 工業用プラスチック製品製造業
主要製品 エンジニアリングプラスチックによる機能部品及びアッセンブリ製品、電子部品、IT製