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串焼ハウスから「本格炭火焼肉」の店に業態転換、第2創業にチャレンジ!
有限会社大内フード 平成18年
企業概要
 昭和51年12月、霊峰富士の西麓に位置する富士宮市で大内社長が業務店向けの食肉の卸店を開業しました。以来、一貫して業務卸を営んできましたが、開業から20年が経過した平成8年、「顧客と直に接することができる商売を始めたほうが良い」という知人の勧めにより、「串焼きハウス」(焼鳥店)を開店し、その2年後には焼肉店に業態転換しました。当店は、富士宮市という地方都市の駅からやや離れたところに立地しているため、焼鳥店の立地とはマッチしないとのアドバイスを得て経営判断を下したのです。

 焼肉店に転換して以後の業績は順調に推移していましたが、その後、食肉業界にとって天変地異ともいえる経営基盤を揺るがすような甚大な事件が相次ぎました。イギリスで狂牛病が発生したことに伴い、風評被害が広まりました。国内では狂牛病被害を逆手に取った牛肉偽装事件が発覚し、更にはアメリカ産牛肉の輸入停止により、オーストラリア産牛肉の価格が暴騰した結果、収益を圧迫し始め、当店も例外にもれず経営環境の悪化が顕著になってきました。
店舗入口
 
店内

支援内容
 社長は「売上低迷とそれに伴う資金不足が経営課題である」との認識から、それらを克服して経営革新を図るために、自社を分析した結果、宣伝と接客技術のアドバイスを受ける必要があると判断し、財団法人しずおか産業創造機構に専門家派遣を要請してきました。

 当機構では、派遣要請に応じて、業界に精通した専門家を派遣し、経営支援にあたりました。専門家は、派遣要請の該当項目のみならず、独自の視点から店を分析し、商いの原点に立ち返ったアドバイスを行い、社長の信頼を得て大きな成果をあげました。

企業者の声
代表取締役
大内勝紘氏
 売上低下の要因が「店舗のPR不足」にあったため、店舗周辺における看板の新設・整備や売出し等、宣伝強化策を重点的に実施しました。ただし、計画の成功・不成功の分岐点は計画の着実な実践にあり、いたずらに結果を急がず、少なくとも向こう3年間は愚直なまでにひたむきに突き進むべきとのアドバイスを受け、忠実に実践しています。

 アドバイスの結果、幾多の経営環境の悪化にも拘らず、業績の悪化を最小限に止めています。

担当者の声
 相談当初は必要と考えていた接客技術の向上が大きな問題ではないと判断し、より重要な項目について取り組むこととなりました。アンケート調査、手書きによる案内状とサービス券の送付、クイズの実施等による固定客の維持と新規顧客の掘り起こし等です。

 また、同社は「奇をてらった商売」をするのではなく、「基本を守った忠実な商売」、つまり、主力商品で儲ける商売が重要だと確信し、それを実践しています。

 

企業基本データ
代表 代表取締役 大内勝紘
住所 静岡県富士宮市西小泉34-3
電話 0544-22-8111
e-mail
URL
従業員 20名
業種 卸売業、飲食店
主要製品 業務用食肉卸業、焼肉飲食店

提携に関する情報