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支援施策を有効利用して我が社は大きく変革した
株式会社TRINC 平成18年
企業概要
 当社は、現在「静電気とホコリ」による不良対策用のイオン型除電装置を企画・設計製造・販売しています。平成3年の設立当初は、TTT株式会社という名称でFAX用メカユニットの開発を行い、米・独・英国で特許を取得し、静岡県知事褒賞を受けました。

 その後、当社はPHS、ページャーの開発、CCDスキャナーユニットの開発、電気自動車用機器の製造等、常に研究開発型の企業として社歴を積んできましたが、平成10年に、社名を株式会社高柳研究所に改め、現在の主力事業である除電装置の開発に着手しました。

 平成15年には、社名を現在の株式会社TRINCに変更し、国内に限らず米・韓・台・中の特許を取得して除電装置ではトップメーカーを自負しています。平成17年には、ニューベンチャービジネス協議会よりアントレプレナー優秀賞受賞、平成18年4月には、経済産業省の「元気なモノ作り中小企業300社」にも選出されました。

 当社は、今後も「静電気とホコリ」を嫌う高度なモノ作り現場をターゲットに、当社の提供する課題解決型の技術力を武器にして一層の飛躍を目指しています。
社屋と社名板
 
エアガン型(上左) 、デスクトップ型(上中)、特殊型(上右)、
バー型(下左)、空間除電器(下右)
写真一覧

支援内容
 同社の除電装置は、国内外のホコリや静電気を嫌う半導体メーカー、精密機器メーカー、自動車メーカー等に採用される等大手企業から技術的に高い評価を受けていました。

 しかし、同社の製品は、大手総合メーカーの製品に比して市場認知度が低く、国内市場で思ったように販路を伸ばせずにいました。そこで従来から取引のあった地域金融機関の企業支援担当者を通じて財団法人しずおか産業創造機構に相談が持ちかけられ、販路開拓支援に取り組むこととなりました。

 除電装置といったニッチマーケットにおける販路開拓支援であったことから、当産業機構の実施する販路開拓支援事業の「しずおか夢起業プラザ」においてパートナー探しを行うとともに、従来から連携を密にして企業支援を行っていた独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下中小機構)の実施する「ベンチャーフェア2006」への出展や、「販路開拓コーディネート事業」の活用も検討しました。

 そうした中で、中小機構のプロジェクトマネージャーのアドバイスにより専門家継続派遣事業にて販路開拓を支援することとなりましたが、専門家による支援は、販路開拓に限らず、同社の経営理念確立・経営ビジョンの明確化から事業ドメイン絞り込み、中期経営計画策定・行動計画への落とし込みと総合的な経営企画支援を行うに至りました。

企業者の声
代表取締役
高柳眞氏
 研究開発型企業として業を重ねてきましたが、中小企業創造活動促進法認定や経営革新計画の承認に端を発して、我が社の取引先の金融機関とも密に連携している財団法人しずおか産業創造機構の熱心な助言や、支援を通じて面識を持つことができた独立行政法人中小企業基盤整備機構のプロジェクトマネージャーと、派遣頂いた専門家等の、まさに、そうした人的ネットワークの構築が、我が社の大きなターニングポイントでした。

担当者の声
 当初は、研究開発型企業に多く見られる技術オリエンテッドな企業であるのではないかと心配していましたが、高柳社長の柔軟な経営思考と、良いと思うものは何でも受け入れて取り組んでみようとする浜松地域特有の「やらまいか精神」が、各種支援施策の活用と人的ネットワーク構築とのシナジーで良い結果を生んだものと思われます。

企業基本データ
代表 代表取締役 高柳眞
住所 静岡県浜松市大久保町748-37(浜松技術工業団地内)
電話 053-482-3411(代)
e-mail info@trinc.org
URL http://www.trinc.org
従業員 30名
業種 一般機械器具製造業
主要製品 イオン型静電気除去装置空間除電装置