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「自分で食べる」を応援する『食具』を続々開発
株式会社コラボ 平成18年
企業概要
 当社は、洋食器を製造する株式会社青芳製作所の福祉関係部門として誕生しました。昭和60年には障害者向けスプーン等のグリップに「形状記憶ポリマー」を採用した商品を開発しました。その後も商品開発を続け、平成16年8月、福祉食器・調理器部門が分社、独立しました。福祉用品の開発については、既に20年余にわたる開発実績を有し、その間、大企業との共同開発、海外(中国、ヨーロッパ、アメリカ)向けの商品開発も積極的に実施してきました。「今ある能力を活かして自分で食事をする」を基本に、スプーンをはじめとした「食具」の本質を追求し、特に「高齢者・障害者でも食べやすいスプーン」の開発では、地元大学と動作分析等をふまえた科学的見地からも共同研究を行い、新たに「ライト(Light)シリーズ」を生み出しました。

 この「ライトシリーズ」は、日本人の口のサイズに合う大きさで、どの方向からでも食べられる形状をもち、グリップは手のなかでも回転しやすいようにふっくらと丸みを帯び、しかも中空にして驚くほどの軽さを実現しています。更に、それぞれの規格は、食器洗浄機や消毒保管庫等の業務用衛生管理システムにも対応しています。

 商号「コラボ」の由来は、コラボレート(協力・共同)、コンフォート(快適)・ラボラトリー(研究所)を合わせた造語です。今後も、大学等の研究機関等とも積極的に「コラボレート」し、以前から開発・販売を行ってきた「ウィル(WiLL)シリーズ」等の福祉食器具の普及はもとより、次世代のユニバーサルデザイン食器具等の開発を目指しています。
社屋
 
バルーン5本西巻(上)、グランメール

支援内容
 財団法人にいがた産業創造機構では、次の支援を行いました。

(1)平成16年度「新潟県ものづくり支援補助事業」を活用し、新潟大学、日本歯科大学等と共同研究を行い、人間工学的機能を備えたユニバーサルデザインの食具(スプーン、フォーク等)の開発を実施しました。
(2)平成16年度「新潟産業創造ファンド」より1,000万円の直接投資を受け、商品開発費に充当しました。
(3)平成17年度「NICOプラザ#2」(日本橋にいがた館)を活用し、形状記憶ポリマーを使用した食具「WiLL」シリーズをはじめ、フランス料理の第一人者である三國清三氏監修による「ミクニ」ユニバーサルデザインカトラリー「グランメール」や、飲み易さにこだわった「ほのぼの湯のみ」「ほのぼのマグカップ」等の展示会を開催しました。

企業者の声
代表取締役社長
秋元幸平氏
 研究開発に関する助成・投資を受け、確実に製品開発につながっています。今後は更に、人と食具のより良い関係を追及し、障害者、高齢者はもちろん健常者にとっても使い易い製品開発を目指して研究開発を進めてまいります。

担当者の声
 人に優しい製品を開発するだけでなく、省エネルギー設計、風力発電装置の導入、廃材やリサイクル品の利用による新社屋は環境にも優しく、全社的に「ユニバーサルデザイン」の意志が貫かれています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 秋元幸平
住所 新潟県燕市小池上通4852-5
電話 0256-61-1162
e-mail info@colabo.jp
URL http://www.colabo.jp
従業員 6名
業種 福祉用品の研究・開発・販売
主要製品 福祉用食器具(スプーン、フォーク、食器、調理器具)