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独自の側溝修繕ネプラス工法が工期・コスト・廃材の大幅削減を実現
高橋土建株式会社 平成18年
企業概要
 昭和28年4月創設の当社は、道路・下水道等の公共工事から住宅・店舗等の民間工事まで幅広い施工を行っています。下請受注割合が高いものの、常に新しい時代にむけてスマートで無駄のない施工を目指し、新規工法の開発・導入に積極的に取組んでいます。

 従業員数は20名程度の少数ながら、一級土木施工管理技士5名、二級土木施工管理技士8名等の有資格者を有し、積極的な事業展開を図ってきました。

 しかし、公共工事を含む受注額の減少、利益率の低下等、近年の建設業を取り巻く環境が悪化する現状を踏まえ、今後の経営展開についての再検討を実施しました。その結果、道路を中心とする社会資本の老朽・磨耗・破損の状況が注目され、これらの維持・補修工事の需要が今後大幅に見込めると推測し、この部門の重点化を決定しました。

 平成16年には、マンホール修繕工事で経済性・施工性に優れた斜式(SS)工法を採用し、施工時間が短く(1箇所あたり通常約90分)、道路面との段差を解消でき、舗装後の損傷抑制効果もあり、より合理的なマンホール鉄蓋の高さ調整や交換工事を実現しています。

 また、通常、側溝全体の交換が主流であった道路脇の側溝修繕工事に対し、詳細な検証を実施した結果、破損部の大半が側溝の上部にあることに着目し、同じく平成16年に、傷んだ上部だけを切除、補修する新工法「ネプラス工法」を開発しました。現在までに約50箇所の施工を行い、いずれの施主からも好評を得ています。
社長さんと社員の皆様
 
ネプラス工法作業風景
写真一覧

支援内容
 同社は平成16年、「ネプラス工法」の主要機械である側溝上部の横方向切断機の開発に対し、財団法人にいがた産業創造機構の「ゆめ・わざ・ものづくり支援補助事業」として開発費約650万円のうち310万円の助成を受けました。同工法の側溝上部のみを切除することで、補強等の作業による工期の短縮やコストの低減はもちろん、廃材が従来に比べ80%削減されることによる環境への負荷軽減が評価されました。

 加えて、平成17年、中小企業新事業活動促進法による経営革新計画が承認され、また、平成18年には、県内製造業者の製品で、優れたデザイン・技術性を有するものに贈られる「IDSデザインコンペティション2006」で、建設業者としては初の大賞を受賞しました。

企業者の声
代表取締役
高橋三樹男氏
 平成16年のゆめ・わざ・ものづくり支援、17年の経営革新計画の承認、18年の「IDSデザインコンペティション」の大賞受賞により、製品開発から製品イメージの向上・広報に関し、大きな後押しとなり感謝しています。

担当者の声
 特に「ネプラス工法」については工法・機械の特許を現在申請中であり、また、既に施工した約50箇所では行政からの好評を得ていることから、今後の販売展開に大いに期待が持てます。

企業基本データ
代表 代表取締役 高橋三樹男
住所 新潟県胎内市関沢37-1
電話 0254-43-3078
e-mail tdoken@rose.ocn.ne.jp
URL http://www.t-doken.jp
従業員 22名
業種 建設業
主要製品 維持工事、土木工事、建築・エクステリア事業

提携に関する情報
 現在、当社が主体となって「ネプラス工法研究会」を設立し、全国的な連携を進めております。興味のある方は是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。