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加速度センサを装備したデジタル運行記録計による安全運転支援システムを開発
株式会社ティー・エム・ピー 平成18年
企業概要
 当社は、昭和60年にレーダ、ソナー等の高速信号処理装置の開発メーカーとして創業し、以来、防衛庁や大手電機メーカーを主たる取引先として事業を拡大してきました。

 社長は、10数年前から「安全」をキーワードとした製品開発に注力し、特殊G(衝撃)センサにより精度の高い運転指導のできる安全運転支援装置「タコビット・ロジ」の開発に成功しました。

 創業時の主力事業は、レーダ信号処理装置や工業用計測・制御機器の開発・製造でしたが、現在は自社製品である「タコビット・ロジ」システムの拡販に注力しています。このシステムは、加速度センサを装備し、車両に実際に加わる前後・左右の衝撃を検知し、同時に速度やエンジン回転数等を計測することによって、音声で運転手に危険運転を注意することができます。また、GPSにより詳細に記録された位置情報等をパソコンで解析することによって、車両の運行状況を把握することができ、運転手に安全運転教育を行うことや省エネ運転を促すことができるシステムです。

 タコビット・ロジのユーザー評価は高く、中堅運送事業者を中心に受注を伸ばしている他、フォークリフト用、バイク便向け、産業廃棄物処理事業者向けにも新たなシステムを展開中です。今後は、受注拡大に伴う運転資金の確保と営業力の強化が課題です。
「タコビット・ロジ」特殊Gセンサ、データ入力端末
 
GPSによる位置情報を活用し、運転状況を詳細に解析できます。

支援内容
 平成17年度に「タコビット・ロジ」をビジネス可能性評価事業で「事業可能性大(A評価)」と認定し、県の制度融資であるスタートアップ融資の利用資格書を交付しました。同時に県信用保証協会に紹介し、必要な運転資金の調達をサポートしました。また、営業力強化のため、自動車・運輸業界に精通した販売の専門家を派遣し、営業管理体制の整備と新規顧客開拓のための営業計画づくりを支援しました。

 更に、神奈川県が県内中小企業の高度な独自技術を認定する新事業「かながわスタンダード」に財団法人神奈川中小企業センターが県に同社を推薦し、同社はその認定を取得しました。そのことが、平成18年度からスタートした神奈川版エスコ事業に参画するきっかけとなり、同社はデジタルタコグラフを提供しました。その他、2006NEW環境展への出展を助成する等、販路開拓に向けた支援を随時実施しています。

企業者の声
代表取締役社長
江澤了二氏
 財団法人神奈川中小企業センターのお世話になって、営業、教育、財務と数々の支援を矢継ぎ早に頂いています。当社は、研究開発に人と資金を集中せざるをえないので、手足となる営業力が手薄になりがちです。

 今後も、成長に向けて必要な人材の育成と業務提携を進めていくため、同センターの適時適切な支援に期待したいと思います。

担当者の声
 タコビットは加速度センサの優位性が評価され、既に3,000台超の車両に搭載されています。採用各社で安全運転及び車両燃費、維持管理費の軽減に貢献しています。社長の安全にかける熱意には熱いものがあります。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 江澤了二
住所 神奈川県横浜市港北区綱島西6-13-32
電話 045-532-1110
e-mail info@tmp-net.co.jp
URL http://www.tmp-net.co.jp
従業員 19名
業種 電気機械器具製造業
主要製品 安全運転支援機器の開発・製造・販売、信号処理装置の開発・製造

提携に関する情報
 全国へ販売を拡大するため、販売代理店を募集しています。リースは提携済みのテプコーユが利用可能です。