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プライバシーマークの認証取得による売上向上
有限会社サン流通サービス 平成18年
企業概要
 当社は、出版物、販売促進用商品及び衣料品、化粧品等の保管、梱包、包装、封入、発送・運送、宅配便・郵便の発送、データ入力等のトータルな流通加工業務を主要事業としています。

 顧客ニーズに応えること、特に正確な作業と納期厳守を第一としています。そのため受注量が自社の限界を超える場合や不足の際には、互いに同業者との協力体制をとり作業計画を進めます。役員4名、正社員2名、常勤パート13名の他、外注10名で事業展開をしています。

 日々の作業は、作業責任者が作業指示書をもとに作業ミスが発生しない作業の仕組みや、作業効率を考慮して打合せを行い、作業報告書に作業内容、数量、所要時間等の結果を記載し、生産性及び作業の効率、作業品質等の管理を行っています。
倉庫内の梱包・発送作業

支援内容
 平成17年4月1日から「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)が全面施行され、またIT化の進展により個人情報保護の重要性が一層増しており、事業者は、個人情報を適切に取扱うことが求められています。

 こうした状況下で、同社の業務では、顧客から預かった品物の「送付先の名前・住所等」の個人情報を扱っていることから、この法律及び関連ガイドラインに準拠した個人情報の取扱い、業務規定の見直し、管理体制の確立等が急務となっていました。

 そのため、プライバシーマークの認証取得により、同社の事業が、個人情報保護法及び関連ガイドラインに沿っていることを社外に示すことで、顧客からの更なる信頼を得て売上増大に結びつけることを目標とした専門家派遣の要請がありました。

 財団法人千葉県産業振興センターでは、プライバシーマークの認証取得を目標とはしますが、単なるマニュアル整備等だけではなく、適切なマネジメントシステムを構築し、継続的にPDCAサイクルを回す仕組みを定着させることで経営革新を図ることを主眼として、個人情報保護に関するJIS規格及びマネジメントシステム構築に精通した専門家を派遣(14日間)し、

(1)個人情報保護法及び関連ガイドラインを踏まえた業務手続き・社内体制の整備等のマネジメントに関する指導・助言
(2)プライバシーマーク認証取得に向けた準備事項に関する指導・助言

を行いました。

企業者の声
代表取締役
川口俊夫氏
 当社は、主要事業の中で個人情報を扱っており、平成17年4月の個人情報保護法の制定にともない、会社として個人情報の扱いを思案しておりました。

 その後、数社の顧客が当社の個人情報の管理状況を確認に来社されるようになり、個人情報管理ができない会社は必ず淘汰される時代が来ると考えるようになりました。

 ある時、財団法人千葉県産業振興センターに相談しましたところ、個人情報保護の管理についてコンサルタントの塚田光平先生を紹介頂き、プライバシーマーク取得に向け平成17年末より社内でチームを結成いたしました。勉強会を重ねながらようやく平成18年8月25日に認定して頂きました。

 今回、チームとして個人情報を勉強していく中で、マニュアル作成の重要性を改めて認識し、社員一人ひとりの知識や意識向上が図れ、会社経営に多大な利益を享受できたと感謝しております。

 プライバシーマーク認定を営業活動に生かし、売上向上に邁進したいと考えております。

 ありがとうございました。

担当者の声
 企業経営者に、顧客からの信頼が第一との理念があり、そのためになすべき経営向上の意欲が十分あること、また、地域活動を通じて支援センターの専門家派遣事業を知り、その事業の趣旨をよく理解されて有効に活用することによって企業体質の改善を行い、短期間のうちにプライバシーマークの認証取得という経営課題を解決したことは、よい事例として他の模範となりえます。

企業基本データ
代表 代表取締役 川口俊夫
住所 千葉県東金市小沼田1574-1
電話 0475-55-8431
e-mail info@san-dbs.jp
URL http://www.san-dbs.jp/
従業員 22名
業種 運輸に付帯するサービス業
主要製品 倉庫/貨物保管/梱包・包装・封入の加工業務
宅配便/郵便・メール便の発送/運送・発送/データ入力