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老舗の惣菜メーカー、こだわりの惣菜店で小売業進出!
株式会社田村屋 平成18年
企業概要
 大正14年創業の総合惣菜専門メーカーです。自社工場で惣菜を生産、スーパーや量販店に商品を納めています。「食品業を通じ顧客の生活の豊かさと健康を追求する」を経営方針として、素材からこだわった質の高い商品づくりで惣菜の原点と言えるおふくろの味を実現しています。

 和え物や煮豆といった和風惣菜から寿司・弁当、おはぎ等の菓子類、更には各種サラダをはじめとした洋風惣菜まで幅広く手掛けています。

 平成9年には高崎食品工業団地に新社屋を建設。女性の社会進出、核家族化、高齢化等の環境変化に合わせて「キット食材」を開発しました。平成14年4月にはキット専門工場が完成。これまでの惣菜づくりのノウハウを活かし、誰でも簡単に、また、数分でおいしい惣菜ができるキット商品の製造を始めました。「実際に田村屋の惣菜を食べていただく消費者一人一人に目を向けたい」という社長の思いから、製造・卸だけでなく、直営の惣菜小売店「ちはるの台所」を平成15年にオープンしました。メニューは主要顧客層である女性を対象に整備しています。

 現在3店舗を営み、アンテナショップとしても機能しています。つまり、消費者ニーズに基づいた新商品の開発につなげており、業績も好調に推移しています。
「ちはるの台所」外観
 
「ちはるの台所」店内風景

支援内容
 食生活における消費者の嗜好がますます多様化する中、「消費者ニーズに合った商品の提供」について研究し、その成果を商品開発に反映させることが重要な時代となりました。そこで同社は、まず、自社でテナントショップを立ち上げ、消費者に最も近いところで商売を営むことにより、経営革新を図る決断を行いました。

 小売業への進出にあたっては、業界の専門知識がやや不足していることもあり、財団法人群馬県産業支援機構に支援の要請がありました。これを受け、平成16年6月から平成17年2月にかけ、専門家を派遣しました。

 専門家は小売店の運営にかかわるさまざまなノウハウについて実践的な指導を行いました。当初は、店舗の立地選定、事業計画の策定、スタッフ教育、商品構成や価格政策、売り場づくり等、課題が多岐に亘っておりました。しかし、専門家の熱意と社員が一丸となって努力した結果、スムーズな店舗運営や社長の思いが反映された店づくりが可能となり、成果をあげています。

企業者の声
代表取締役
遠藤潤氏
 理論ではなく、実践に即した助言が受けられて大変満足しています。小売業という経験がない分野のノウハウを効果的に得ることができました。「本来目指すべき食の提供」を実現させるため、この直販店事業を成功させたいと思います。

担当者の声
 惣菜業界で一歩先を行く提案型企業として、ますます成長して欲しいと願っています。社員全員が一丸となることで誕生した「ちはるの台所」。地域に根づいた、広く親しまれる店になることでしょう。

企業基本データ
代表 代表取締役 遠藤潤
住所 群馬県高崎市八幡原町442
電話 027-346-4555
e-mail kiyo1@peach.ocn.ne.jp
URL http://www.tamuraya.co.jp/
従業員 90名
業種 食料品製造業
主要製品 各種惣菜