HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
果物・野菜に「やさしく」、生産者・消費者に「うれしい」果菜選果機を開発
日本協同企画株式会社 平成18年
企業概要
 昭和47年、有志8名で協和町施設園芸協同組合を設立、KEKブランドのトマト出荷でスタートしました。昭和60年、日本協同企画株式会社を設立、新しい発想と鋭い感性から数々の特許製品を生み出し全国普及を図ってきました。農業活動を勉強する農協塾として活動を始め、現在は新しい農業を創造する経営団体として活動しています。

 今回開発した新製品は果菜選果機(登録商標:イタマーズ)で、1本の駆動軸で斜めに配した複数の幅細ベルトを同時駆動できる画期的な機構です。その選果品目は、丸玉系(トマト、桃、梨、柿、リンゴ等)長物系(キュウリ、ナス、ゴーヤ、サツマイモ等)小玉系(イチゴ、スモモ、栗、梅、ピーマン等)のいずれも可能です。

 従来機では、果菜によっては痛みが生じたりして用途が限られていましたが、この新製品では、完熟トマトは勿論、桃の場合でも従来機よりも2〜3日程度成熟したものを選果できるようになり、よりきめ細かな選別が可能となって個々の商品価値の向上をもたらします。

 作業の際も、果菜を整列して多量にプールできることから少人数で効率良く行えるうえ、例えば従来同時併行ができなかったトマトと茄子の選果も実施できる等、作業過程の簡便化・効率化を実現し、ほぼ通年に近い利用を通して総合的なコスト低減にも寄与します。
丸玉用果菜選果機

支援内容
 財団法人茨城県中小企業振興公社では、今般の「丸玉用果菜選果機」の開発に関し、主に次の支援を行いました。

(1)工業技術振興基金事業の工業技術開発奨励賞への申請を行い、所定の審議を経て、奨励賞中で最高評価の「茨城県知事表彰」を受けることができました。
(2)その後、マスコミ等への紹介の他、受賞概要の冊子を作成したのちに、広くPRを兼ねて関係各機関、各企業等へ配布を行い、同社の知名度と企業信用度の向上に努めました。

企業者の声
代表取締役
宮田和男氏
 工業技術開発奨励賞の茨城県知事表彰を頂き、改めてこの事業、開発に自信を深めた次第です。全国展開も順調に進み、製品に関する問い合わせも増えております。今後も現状に満足することなく、事業を推進させていきたいと思っております。

担当者の声
 同社はこれまでも同様の開発を行ってきていますが、今回の製品は従来機から更に数段グレードアップした画期的なものとなっております。しかも、利用者経費も大幅に削減できる等、その活動と成果は開発型企業の1つの理想型と考えられます。今後も更なる発展を期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 宮田和男
住所 茨城県筑西市門井1705
電話 0296-57-9689
e-mail BWZ02074@nifty.com
URL
従業員 20名
業種 農業用機械器具の製造・販売及び修理
主要製品 果菜選果機(登録商標:イタマーズ)