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自然に溢れた地元を活かして「心に笑顔を」生む植物を提供
アークトゥリー松田計画 平成18年
企業概要
 当初は測量設計業を主として開業しましたが、現在は製造業分野が売上の多くを占めています。測量設計業の中の造成設計には緑地計画がよく付随しており、そこから植物の新しく楽しい取り扱い方は無いものかと考え、植物を活用した新製品による経営改革に踏み込みました。

 生産しているのは「プリザーブドフラワー」と「トピアリー」で、どちらも植物を使用した商品です。「プリザーブドフラワー」は、生花を2種類の液体に浸けることにより、ドライフラワーや造花とは違い、活きた植物により近い状態で保存する植物です。「トピアリー」は、もともとは「刈り込む」という意味で、人工的・立体的に造形した植物のことを指し、かわいらしい丸型の水苔に植えられた観葉植物「コケ丸くん」が人気です。

 現在は地元にアンテナショップを設置し、花屋さんや雑貨店等で喜んでもらえる商品を生産し、卸販売を実施しています。また、事業の安定化を目指して、地元で生産している花を主要な原材料にしたおみやげ品やギフト商品の開発にも力を入れており、全国各地の地産商品開発の成功事例となるべく奮闘中です。

 今後は大きな植物を利用した商品開発に発展させ、従来の測量業とタイアップした、総合的な、楽しい緑地計画を行うことを目指して、開発意識を継続していきたいと考えています。
アンテナショップ店内
 
地元産ダリアのプリザーブドフラワー

支援内容
 財団法人あきた企業活性化センターでは、平成17年度に経営改革総合支援事業(秋田県単独事業)として認定し、従業員研修等の充実による人材育成を支援するとともに、プリザーブドフラワーの商品化・事業化に向けた新商品開発・企業化に対する補助金支援、並びに、研究開発施設・設備を設置するための資金として低利融資制度による支援を行ってきました。

 研修事業の補助金を活用して、プリザーブドフラワー製作技術だけでなくフラワーアレンジメントについても研修を実施し、従業員のスキルの向上が図られています。また、研究開発補助金を活用して、地元産の花き類の内、どのような生花がプリザーブドフラワーに適しているのか、美しく製造するためにはどのような製作工程が最適なのか、等について日夜研究を実施し、その実績は昨年10月東京において開催されたフラワーEXPOにおいて高く評価されています。

 同社の技術及び製品の周知と販路拡大のために、財団法人あきた企業活性化センターが主催または後援する展示会やフェア等を紹介して積極的な出展を支援しています。

企業者の声
代表 松田一彦氏
 経営改革総合支援事業の補助金を活用することにより、技術の習得からショップの開店へと一連の流れで事業を進めることができ、小企業に大切な「職員一人ひとりが経営者」という意識が定着し始めたことは非常に心強いと感じており、企業がチームとなるキッカケを与えてくれたことに意義を覚えています。

担当者の声
 生花のような感触でありながら、保存期間が長い(約2年間)ため、結婚式や祝宴における装飾、店舗内装飾、癒しグッズとしての需要が高いプリザーブドフラワーですが、これまでは製作原価が高かったためマーケットが限られていました。

 同社では、原材料である生花を地元農家から安価に供給されるルートを整備し、製作技術・管理技術を研究する等の経営努力により、製作原価を低減させて、より広範なマーケットの開拓に務めておられます。最終的には、地域一体となったプリザーブドフラワーの生産体制を確立し、「湯沢のプリザーブドフラワー」の全国ブランド化への期待が高まります。

企業基本データ
代表 代表 松田一彦
住所 秋田県湯沢市千石町4-2-42
電話 0183-72-8200
e-mail kmk@yutopia.or.jp
URL http://www.arktree.jp
従業員 10名
業種 測量業・製造小売業
主要製品 プリザーブドフラワー、小型トピアリー(コケ丸くん)

提携に関する情報
 各種オリジナル商品の開発を目指し、提携先・取引先を求めています。