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「琥珀」にこだわり、時代に即した経営で毎期黒字を更新
久慈琥珀株式会社 平成18年
企業概要
 当社は、昭和56年に設立され、当地で採掘される植物性の樹脂である琥珀を材料とした装飾品等の製造・販売を手がけてきました。岩手県・久慈地方で採掘した地元産の琥珀に加え、ロシア等海外産の琥珀も輸入し加工・販売しています。岩手県内から商圏を広げていき、現在は日本全国で販売を行っています。また、岩手県の経営革新計画承認企業認定第1号として、早くから「経営品質」の改善にも取り組んできました。

 当社の基本理念は「琥珀との共生」であり、琥珀を通じて豊かな地域と幸せな社会の実現に役立つことをめざしています。昭和59年には、地場産業活性化の願いも込めた新事業として観光分野に参入、本社隣接地に「琥珀博物館」を設立し、観光客を受け入れています。付加価値の高い商品の販売にも取り組んでおり、平成初期に琥珀粉末を有効活用した入浴剤、お香等を開発、更に、平成18年には琥珀を盤面に埋め込んだ高級腕時計を大手メーカーと共同で開発しました。琥珀加工では全国トップクラスの技術力を誇る当社ならではの商品と言えます。

 赤字決算は創業年度だけで、2年目以降平成17年度まで毎期黒字を計上しています。更なる継続を目指し、新商品開発、販路開拓に積極的に取り組んでいます。
久慈琥珀博物館

支援内容
 財団法人いわて産業振興センターでは、前身の財団法人岩手県中小企業振興公社の時代より、設備貸与制度で設備投資の支援を行ってきました。また、人材育成への積極的な取り組みに対して各種研修制度を提供した他、平成18年度からは新たな製品開発に関して商品化に向けた支援を行っています。

 なお、平成18年度、当センター主催の「いわてビジネスグランプリ」イノベーション部門において、ビジネスプラン「久慈化の推進・世界初アンバーダイヤルウォッチ」を発表し、グランプリを獲得しました。

企業者の声
代表取締役社長
向正彰
 時代によって売れるものは変わってくる、ということを25年の経営で実感しました。社会の仕組みが変わる前に新しいステージを構築する必要があり、そのためには「経営品質」も「企業体質」も変えていかなければならない、と考えています。

 支援する側である財団法人いわて産業振興センターには、我々のように地場でがんばる企業のため、努力していってもらいたいと思います。

担当者の声
 社会変化へ柔軟に対応すべく、宝飾品の製造・販売のみならず、博物館運営や、琥珀を利用した製品等、新規事業へ意欲的に取り組む姿勢は評価されます。販路開拓も間断なく手がけており、国内のリーディング企業として、大きく飛躍することを期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 向正彰
住所 岩手県久慈市小久慈町第19地割156番133号
電話 0194-59-3821
e-mail info@kuji.co.jp
URL http://www.kuji.co.jp
従業員 80名
業種 琥珀装飾品製造加工・販売、琥珀博物館の営業
主要製品 婦人物装身具、紳士物装身具、身辺雑貨、時計、置物、仏具、念珠、お香、入浴剤、酒類