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膝(ひざ)肘(ひじ)をやさしくつつむオリジナル装具を開発
株式会社佐喜眞義肢 平成17年
企業概要
 平成55年開業以来、義肢(義手・義足等)および各種装具(コルセット・靴等)の製作と、手動・電動車椅子の改造・修繕を行なっている。

 主力商品は、脳血行障害やスポーツ傷害等に起因する膝・肘障害の機能回復訓練装具「CBブレース」(センターブリッジブレース)で、加齢・脳卒中後遺症やリュウマチのリハビリに、また、プロ野球選手やプロレスラーに使用され、評判は高い。

 当社製装具は、関節左右の支持アームを上下に二分し、リンク部材で上下のアームを連結することにより、装着したままで跪(ひざまず)けるほど膝の屈曲が可能となっている。さらに、その左右のリンク部材を半円弧状の連結部材で結合することにより、装具の支持性を高め軽量化を実現している。また、関節支部材の軸にギア(歯車)構造を取り入れ、屈伸の角度調整が簡易になり、機能性を高めている。

 この新型間接装具は、平成11年3月に特許を取得するとともに、翌12年12月に沖縄県知事最優秀賞を受賞、13年4月に文部大臣賞を受賞するなど、県内外で高い評価を得ている。17年8月には「第一回ものづくり日本大賞」の「製品・技術開発部門」で経済産業大臣賞を受賞し、技術の高さを証明した。

 創業者の佐喜眞氏は、材質の軽量化や新デザインの考案等、常日頃から技術開発に積極的に取り組み、進化し続ける商品づくりを行なっている。
CBブレース

支援内容
 平成13年度第2回事業可能性評価委員会の選定企業となり、県外への販路開拓や量産体制に向けた工場移転等の支援、アドバイスを行なっている。

 毎年北九州で開催される「九州沖縄テクノフェア」では、出展サポートにより県外への販路開拓支援を行なってきた。同イベントへの参加回数は3回を数え、九州地区での営業活動をバックアップしている。

 平成17年1月、マスメディアを介した支援策として、沖縄県産業振興公社が制作し、毎週30分番組を放映している「沖縄ベンチャースタジオ」において、「CBブレース」の開発経緯等を紹介し、同商品にかける社長の熱い思いを語ってもらった。

 今後も、事業可能性評価委員会選定企業として、沖縄発全国へ、そして海外へと、販路開拓の支援を続けたい。

企業者の声
出展会場での代表者
佐喜眞 保氏
 これからも研究を重ね、更に強く、肌にも優しく、肌着のような製品作りを行ないたいと思います。一人でも多くの元気なお年寄りを実現することで医療福祉に貢献し、環境や経済産業にも貢献することを目指します。

 沖縄県産業振興公社には今後も支援していただき、社会貢献できる関節装具の販路開拓をアドバイスしていただきたいと思います。

担当者の声
 第一回「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞したことは、佐喜眞氏の確かな技術の証明と、大きな自信につながったものと思われます。

 最近では、沖縄の健康産業を学ぶウェルネスツアーの一環で、ひざ関節装具の効果を体験してもらうといった観光に貢献する試みも行ない、関節装具にかける情熱は衰えを知りません。

 今後の展開に期待します。

企業基本データ
代表 社長 佐喜眞 保
住所 沖縄県宜野湾市愛知462-1
電話 098-892-1701
e-mail sakimat@m1.cosmos.ne.jp
URL http://www.cosmos.ne.jp/~sakimat/
従業員 11名
業種 義肢装具製造販売業
主要製品 関節装具(CBブレース)