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独自のアイデアから産まれた構造の原理・工法で特許取得
有限会社長友工務店 平成17年
企業概要
 有限会社長友工務店は、自社で設計・施工する伝統的な木造住宅を建築しています。

 特に、当社が特許を有する「引き出し体片持ち支持機構」を応用した「床下収納式ウッドデッキ」は、新築だけでなく、増改築時にも設置が可能です。また、「電動スライド門扉」は一般的な門扉と大きく異なり、通路部分に車輪やレールがなく地面から15cmほど浮いた形になっています。

 施工も従来より手間がかからず、リモコン電動で楽に開閉でき、センサーで危険を察知したらすぐに止まる仕組みで安全性にも十分配慮した優れものです。
収納式ウッドデッキ

支援内容
 有限会社長友工務店は、自社で設計、施工する一戸建て住宅のオプションとして、電動スライド門扉と床下収納式ウッドデッキを開発し、受注の拡大を狙っている。収納デッキも門扉も、「引き出し体片持ち支持機構」という原理・工法によるもので、同社の長友光雄社長が考案し、平成16年2月特許出願し、10月に取得した。その商品開発に1年の期間と280万円の費用を要したが、その半額程度は補助金を利用することができた。

 「宮崎県知的所有権センターで特許取得の相談をしている時、宮崎県産業支援財団の存在を知り伺ったところ、コーディネーターから基金活用型の県創造技術研究開発費補助金の説明を受けました。一所懸命に開発を考えていた私たちにとって、商品開発に補助金を受けることができて本当にありがたかったです」と長友社長は公的支援の喜びを語る。

 重い門扉が支えもなく強度を保っているのは、長友社長の特許技術があるからこそ。現在は同社が設計・施工する新築住宅にのみオプションで設置しているが、将来的には門扉および収納デッキ単品での販売も視野に入れている。

 知識と技術と情熱で、大企業にも引けをとらない住宅設備の革新をもたらしてくれそうだ。

企業者の声
代表取締役
長友光雄氏
 技術者である以上、発明や特許取得は長年の夢でした。自分のアイデアを商品化し、事業化の足掛かりを築けたのは、補助金制度を知り活用させていただいたからだと思います。情熱をもって真剣に取り組めば、認めてもらえるのだと実感しました。

担当者の声
コーディネーター
三重野文明氏
 どっしりと高級感ある伝統的な木造和風住宅造りで定評のある会社がその枠を一歩踏み出して、独自のアイデアで研究開発に取り組まれました。事業化に結び付くかどうかのリスクを負いながらも、補助金制度を活用して商品化を実現。リフォームブームにのった事業展開ができると、販路拡大も確実です。

企業基本データ
代表 代表取締役 長友光雄
住所 宮崎県東諸県郡国富町大字田尻576番地
電話 0985-75-4728
e-mail nagatomo@siren.ocn.ne.jp
URL http://www.montsukuri.co.jp/
従業員 4名
業種 建築業
主要製品 床下収納式ウッドデッキ、電動スライド門扉