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地球にやさしいシステム〜廃プラスチック油化装置〜を開発
竹田合同タクシー株式会社(リサイクル事業部) 平成17年
企業概要
 当社では、主力事業であるタクシー業の他に、リサイクル事業部を立ち上げている。高野社長は、大学卒業後の勤務先で水処理技術者・機械プラント設計者としての経験があり、公害防止管理者・作業環境測定士等の資格を有しており、資源のリサイクルや環境問題に関心が強い。

 リサイクル事業部は、その高野社長が独自に開発を進めてきた「廃プラスチック油化装置」を取り扱う。廃プラスチックを油化してディーゼルエンジンの燃料にする、資源再利用装置である。得られた回収油をそのままこの装置の燃料とすることができる、自己完結型廃棄物処理装置でもある。もともとの発想は省資源タクシー燃料の開発にあったが、環境にやさしいリサイクルシステム装置となった。

 その仕組みは、プラスチックに熱を加えて熱分解し、蒸発させたガスを冷やして油に戻すというもので、プラスチックを入れてから燃料になるまでの所要時間は約1時間である。処理する対象も、トレイ・容器・袋、ポリエチレン・ポリプロピレンなど、様々な材質を可能とする。

 他社の製品と比べて[1]プラスチック処理量から見た販売価格は約半分、[2]回収油が熱源になるためランニングコストが低い、[3]シンプルな構造のためトラブルが少ない、[4]卓上に置けるほどコンパクトで機動性が高い、[5]混合プラスチックの処理ができる、といった特徴を持つ。

 この装置が完成してから、全国規模の環境展や、県で実施される官公庁向けの展示会にも出展しており、ビジネスチャンスの拡大を狙っている。
廃プラスチック油化装置

支援内容
 優れた性能を持つ当社の「廃プラスチック油化装置」について、販路開拓につながる次のような支援を行なった。

 [1]専門家の派遣
マーケティングの専門家を派遣し、それまでPR用に作成していたパンフレットをわかりやすく整理し、販売先を絞り込んでダイレクトメールを送付するなど、ターゲットを絞った経営戦略への見直しを行なった。また、効果的な展示会出展の手法についてアドバイスしたほか、納入先への追跡調査を行ない、営業手法やフォローの仕方について整理・改善を進めることができた。

 [2]営業先の紹介
県の教育委員会や農政部サイドなどに高野社長と支援センターの担当者が同行訪問し、商品紹介や納入の可能性のある機関についての情報提供、製品の改善点についてのアドバイスなどを受けることができた。

企業者の声
代表取締役社長
高野 将氏
 マーケティングの初歩から指導していただいたので、当社の主力製品である学校向環境教育用プラスチック油化装置の、展示会へ向けてのDM送付など具体的な対応に効果があった。

担当者の声
 今回の支援によって、「商品の売れる仕組みづくり」即ち「マーケティング戦略立案」の重要性が認識され、指導されたプロモーション手法が実践されて、学校教材市場へ積極的に販路開拓していかれることを期待します。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 高野 将
住所 大分県竹田市会々2332-1
電話 0974-62-2879
e-mail godo4141@ceres.ocn.ne.jp
URL http://www.citydo.com/prf/oita/guide/sg/520000745.html
従業員 34名
業種 道路旅客運送業
主要製品 タクシー業、環境事業(廃プラ油化機)