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振り子の原理に着目し、正確性・操作性に優れたを水準器を開発
有限会社エス・アンド・エイチ・ラボ 平成17年
企業概要
 平成7年に目盛計器を開発する企業として創業。それ以来、新技術の開発・実用化に積極的に取組み、これまでに、実用新案登録を取得するとともに、中小企業創造活動促進法にもとづく事業計画として認定されている。

 平成14年に現在の「浮力軸受目盛付水準器」を完成し、多量生産・販売を開始した。施工場所の水平度(傾斜角度)を計測する、振子の原理を応用した、円形・数値表示の水準器である。

 従来の水準器は、気泡型が一般的であるが、測定精度の安定性や操作性に少なからず難点があった。当社が開発した水準器は、軸が浮力と重力のバランスにより軸受け中央に浮くので、摩擦力がゼロに近く、測定誤差0.1度以下を保ち、測定精度が高い。しかも、様々な現場環境(温度、紫外線、風雨、塵挨など)や取扱態様に耐える構造で、操作性が良い。

 現在、問屋を通じた販売ルートの確立に伴い販売量も伸びている。更に、量産体制を確立して量産化を図るとともに、コストダウンおよびアフターサービスの充実に取り組んでいる。
目盛付円形水準器

支援内容
 新しい水準器の開発から商品化にかけて、企業インストラクターを派遣し、技術開発支援および販売促進支援を行なった。

 併せて、スタート時に予備的研究開発助成金によって支援したほか、ベンチャー起業家を対象とした「起業家大学」においてビジネスプランの作成やプレゼンテーションの実践などについて指導した。

 また、コストダウンを目指し、中国での部品調達・製品製造にも、該当企業を紹介するなど、協力した。

企業者の声
代表取締役
原田整一氏
 これまで製品の開発、製品化の段階で、長崎県産業振興財団に色々な面から支援いただき、大変に有効でした。必要な相談が、適宜に受けられることに、心強く思います。

担当者の声
(財)長崎県産業振興財団
中小企業支援センター
アドバイザー
大庭義弘氏
 原田社長の水準器開発に取組む熱意が、製品開発から完成まで7年余の間、この間は販売が殆んど無いのにも耐えて研究・開発に専念し、理想的な水準器を生み出したものと考えます。

企業基本データ
代表 代表取締役 原田整一
住所 長崎県長崎市江戸町1-15
電話 095-818-3233
e-mail s_harada13@nifty.com
URL http://www.shlabo.com
従業員 3名
業種 測定計器製造業
主要製品 目盛水準器