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有田焼の技術で次世代強化磁器食器“Q-SHOCK”の展開を!
株式会社匠 平成17年
企業概要
 当社は昭和61年7月に設立し、陶磁器卸売を行うなかで、磁器製給食用食器採用の要望が多くあり、平成8年度に中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法の認定を受け、いち早く軽量強化磁器(曲げ強度180〜210MPa)の開発に取り組み、給食用食器メーカーとしての地位を確立しました。

 その後、プラスチックの化学安定性に対する不安をきっかけに、磁器製食器がスポットを浴び、市場が活性化しましたが、一部メーカーでは強化磁器といいながらも破損率が高い食器(年間破損率15〜40%)が販売されたことにより、購入先の給食センターや自治体の中では、多額のランニングコストが問題となっています。

 当社は、この間も更なる高性能の製品開発の研究を進め、平成16年度からは佐賀県窯業技術センターと契約を結び、強化磁器陶土(平成16年県有特許申請中)のノウハウ提供及び技術指導も受け、「次世代強化磁器食器“Q-SHOCK”」を開発しました。この製品の特徴は、曲げ強度が260〜300MPaで、従来の強化磁器より強度が4〜5割アップしており、理論上年間破損率10%以内であり、また、一般強化磁器の焼成温度1350度に対し、通常磁器と同じ1300度焼成であり、製造コスト及びCO2削減にも貢献できるもので、圧倒的性能をもった製品として、“Q-SHOCK”の事業展開を図っています。
Q-SHOCK
(次世代強化磁器食器)

支援内容
 ○「事業可能性評価委員会」へ上程(平成16年11月A評価)
事業可能性評価委員会に上程、ビジネスプラン作成支援及びプレゼンテーション助言を行った。事例タイトルプランはA評価認定となり、県庁での記者会見、支援策紹介、あっせん等を行った。

 ○「佐賀県ベンチャー交流ネットワーク」入会(平成17年6月入会)
佐賀県ベンチャー交流ネットワークに入会、事業提携・情報交換等の場を提供した。

 ○「佐賀県デザイン技術高度化支援事業費補助金」紹介(平成17年7月採択)
新商品のデザイン性アップのための支援制度情報の提供を行った。

 ○「事業化可能性マーケティング調査」採択(平成17年8月採択)
事業可能性評価委員会A評価企業等を対象とした事業化可能性マーケティング調査事業に採択(商品名:“Q−SHOCK”次世代強化磁器食器)、ユーザー等の市場調査を行った。

企業者の声
代表取締役
西山典秀氏
 今回開発した商品を市場に広く認知して頂く為に、支援センターより有効なアドバイスを受け、販促用のDVD製作、市場調査、専門家によるデザイン等の支援を受けることが出来ました。人材、資金面で零細ではとても取り組めない事でした。平成18年3月開催のホテルレストランショーへの出展に成果を発表すべく準備中です。

担当者の声
サブマネージャー
土井浩多郎氏
 約400年の歴史を持つ有田焼もバブルの頃をピークに売上高は厳しい状況が続いています。今回、当社が開発した“Q-SHOCK”は、子供達の食育に寄与する給食用食器として、有田焼の再生の鍵を握っていると思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 西山典秀
住所 佐賀県西松浦郡有田町西部丁150-3
電話 0955-43-3107
e-mail info@takumikk.com
URL http://www.takumikk.com
従業員 5名
業種 陶磁器卸売業
主要製品 学校、病院、老人施設、社員食堂等の集団給食用強化磁器食器