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危険場所におけるFA(ファクトリーオートメーション)機器の防爆化
株式会社中村電機製作所 平成17年
企業概要
 当社は昭和21年11月に県内外の炭鉱防爆品のメンテナンス業により事業を起こし、その後、工場防爆化や防爆電気・電子機器分野へ進出、防爆制御機器等の製造販売を行っています。

 防爆機器の販売・設置は、労働安全衛生法で「爆発危険場所に設置する電気製品は、厚生労働省の防爆検定を受けたものでなければ譲渡し、貸与し又は設置してはならない」と規定されております。このなかで規定されている「爆発危険場所」とは、石油関連製品の取り扱い場所、電力会社の作業所、製薬会社の研究所など数多くの場所が該当します。また、防爆機器の検定取得には、頑丈な密閉容器に入れる「耐圧防爆構造」、内圧を高くして爆発性ガスの侵入を防ぐ「内圧防爆構造」、火花エネルギーを抑える「本質安全防爆構造」など様々な種類があり、当社はお客様の要望に応じ、安全性に加え、価格、納期、規格等を総合的に検討し、設計・製作・検定取得を行っています。

 最近、産業界の競争激化により、爆発危険場所での電気製品、IT機器などの使用要望が増え、当社は電気冷蔵庫やバーコードスキャナーなどの防爆化で成果を挙げてきました。また、要望の多いパソコンは、従来、CPU、キーボード、CRTを一体で防爆化し、危険場所で作動出来るものはありませんでしたが、当社は低消費電力CPUのパソコンに注目、防爆パソコン開発に成功し、平成17年2月より販売を開始しました。今後も得意の防爆技術を生かし、様々な電気・電子機器の防爆化に取り組んでいきます。
防爆パソコン

支援内容
 ○「佐賀県ベンチャー交流ネットワーク」入会(平成16年11月入会)
佐賀県ベンチャー交流ネットワークに入会、事業提携・情報交換等の場を提供した。

 ○「事業可能性評価委員会」へ上程(平成16年11月A評価)
事業可能性評価委員会に上程、ビジネスプラン作成支援及びプレゼンテーション助言を行った。事例タイトルプランはA評価認定となり、県庁での記者会見、支援策紹介、あっせん等を行った。

 ○「事業化可能性マーケティング調査」採択(平成17年9月採択)
事業可能性評価委員会A評価企業等を対象とした事業化可能性マーケティング調査事業に採択(商品名:防爆パソコン)、ユーザー等の市場調査を行った。

企業者の声
代表取締役社長
中村直紀氏
 新しい製品の開発で、ユーザーが今までの分野と異なる所が多くなり、新規マーケティング開拓において困っていたところ支援センターの協力によりPR先を紹介して頂き、商談が進むようになって来ました。

担当者の声
サブマネージャー
吉原定義氏
 当社は炭鉱の防爆から業を起こし、防爆専業メーカーとしては日本一の売上を誇るなど、順調に業況を拡大してきた。然るに大型防爆装置はその時々の景気に左右されるところもあり、当社ではそれに対応する為、このたび世界で初めて、本格的な防爆パソコンの開発に成功したものである。佐賀県発の有望製品として、全力で販売面などの支援をしていきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 中村直紀
住所 佐賀県佐賀市高木瀬西六丁目4番7号
電話 0952-30-8141
e-mail kyushu@ex-nakamura.co.jp
URL http://www.ex-nakamura.co.jp/
従業員 73名
業種 電気機器製造販売業
主要製品 防爆制御機器・防爆センサーを主に製造販売