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EM菌を活用した食品廃棄物リサイクルシステムで地球環境を守る
株式会社マルタ 平成17年
企業概要
 金田社長は「産業廃棄物処理をめぐる競争は激しく、特に食品リサイクル法の施行により、今後の成長を見込んだ参入企業が増す可能性があり、常に他社との差別化を追及しつづけないと淘汰されかねない」と力説する。そして「将来の成長発展を保証するものは経営戦略の構築しかない」と断言する。

 そこで取り組んだのが、食品廃棄物の処理を効果的・効率的に行なう、「EM菌(有用微生物菌)によるリサイクルシステム」の開発である。沖縄琉球大学の技術指導を受け、EM菌を活用することによって食品廃棄物を食品循環資源に再生利用できる方式を確立した。

 このシステムでは、食品製造工場や飲食店、小売店から排出される有機性廃棄物を、EM菌によって分解発酵処理し、有機堆肥を製造する。光触媒を使用してプラント内の殺菌・脱臭・消臭を行なうことから、従来の産業廃棄物中間処理場とは異なり、自然の力を最大限に利用した完全無公害型のプラントとすることができる。

 食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律)の施行によって食品廃棄物のリサイクル義務が加速されるであろう環境のなか、当事業の拡大は大いに期待できる。環境保全・資源再生の社会的ニーズに応え、今日も「地球環境を守るのが当社の使命である」を理念に、全社員が一丸となって意欲的に取り組んでいる。

支援内容
 「EM菌の活用による食品廃棄物リサイクルシステムの構築」を事業展開していくうえで、新事業の魅力度、市場浸透の可能性、資金調達の方途など、諸々の留意点について専門家の見解を聞きたいとの相談があった。

 これを受けて「事業可能性評価制度」を紹介し、同委員会において、事業の新規性、成長性、事業遂行能力、資金計画の妥当性等について評価を受けた。

 更に、その評価により得た自信を機会に、中小企業経営革新支援法(現、中小企業新事業活動促進法)にもとづく経営革新事業としての認定にも挑戦し、平成17年2月に承認を得ることができ、助成金を受けることも確定した。

 これらの「事業可能性評価」や「経営革新事業認定」の申請過程における、ビジネスプラン作成へのアドバイスを通じて、事業化への具体的なシナリオがより明確に整理され、実践への勇気づけにつながっている。

企業者の声
代表取締役
金田清治氏
 事業の成功要因として、他社との差別化を如何に図ることができるかを常に考えていました。専門家の先生のアドバイスや意見を伺い、更に多面的に吟味する機会を与えてくださったと思います。今回の支援を受け、成功に向けての確信を得ることができました。

担当者の声
 「差別化、独自性、オンリーワン」を熱く語る金田社長の言葉には説得力があります。「EM菌の活用による食品廃棄物リサイクルシステム」の普及と浸透が、当社の経営革新を実現させるだけでなく、地域社会への貢献にもつながるよう期待したいと思います。

企業基本データ
代表 社長 金田清治
住所 福岡県京都郡苅田町馬場486-54
電話 093-434-5311
e-mail
URL
従業員 9名
業種 産業廃棄物運搬業
主要製品 医療廃棄物の運搬、ビル掃除