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「冷凍うどん」をインターネットで全国へ販売
うどん工房麦屋 平成17年
企業概要
 平成10年に現在地でうどんの製造販売を始める。工場のある場所は、高知市から車で3時間の山奥にある。四万十川の支流藤の川の源流湧水が工場の近くにあり、これがこの地でうどんを製造している大きな理由となっている。製造しているのは「冷凍うどん」のみ。消費地から離れているという立地と、茹でる時間が短くて済むという効用を考慮したことによる。

 大手の冷凍食品メーカーなどが出している大量生産の冷凍うどんと異なり、国内産の小麦、天日干し自然塩、四万十川の水のみを使い、試行錯誤のうえ練り上げられた独自の製法で作られており、値段は高めでもおいしいと好評を得ている。

 販売先は、当初、飲食店、量販店への卸が中心だったが、ダイレクトメールによる通信販売にも力を入れるとともに、“こだわりうどんの産地直送”を拡充するためインターネット通販に参入し、大口取引に偏らない消費者への直接販売の比率を増やしてきた。現在では県外の百貨店、紀伊国屋スーパーでも扱っており、インターネットによる直接販売と相乗効果を示しながら、全体の売上を順調に伸ばしている。

 インターネットで全国販売を展開するうえでの今後の課題は、お中元、お歳暮の時期に多い利用を、年間を通した利用に広げることであり、また、現在地ではインターネットの接続環境が不便なことから、事務所だけブロードバンド(高速大容量情報通信)環境の良い所に移すことを検討している。
麦屋ホームページ
拡大図

支援内容
 高知県産業振興センター情報課が注力する事業のひとつに、インターネット通販に取り組む企業が実践的な指導を受けられる「e商人養成塾」があり、多くの成功企業を生み出してきた。毛利代表も5期生として参加し、勉励して、成果を上げている。

 当初は、車で3時間かかる高知市まで出てくる必要があるため、毎回参加できるか心配したが、懇親会にも出席するために泊まりがけで参加され、積極的に他の塾生とも交流して技術を磨いてきた。

 塾長の指導もあり、毛利代表も若く技術的な問題にも熱心に取り組むことで、インターネット通販の売上も伸びてきている。当初目標としていた月商100万円も達成することができた。

企業者の声
代表
毛利仁人氏
 売上は伸びていたが、大口の卸売りに頼るのは危険だと思い、インターネット通販に力を入れるようになった。商工会議所のセミナーで「e商人養成塾」を知り入塾させていただきました。塾長の厳しくも、的確な指導で、売上を増やすことができ感謝しております。

担当者の声
 最初に訪問したときには舗装されていない山道があり、本当にこんなところに工場があるのだろうかと思いました。「e商人養成塾」には最も遠くからの参加でしたが、積極的に参加され、高知では数少ない冷凍うどんメーカーとして頑張っています。

企業基本データ
代表 代表 毛利仁人
住所 高知県四万十市西土佐藤の川457
電話 0880-52-1444
e-mail mohri@katuma.com
URL http://www.mugiya.net/
従業員 3名
業種 食品製造業
主要製品 冷凍うどん