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全国で初めて!! 完全無投薬のあなご養殖事業立ち上げによる水産ブランドの確立
株式会社活媛 平成17年
企業概要
 国際的な漁獲量の制限、漁獲の不振、水産資源の減少、漁業従事者の高齢化、価格の下落等の要因によって日本の水産業界が低迷している。愛媛県においても、主要産業である「はまち」や「鯛」など水産養殖業を取巻く環境は年々厳しさを増している。このような状況の中で、当社は、敢えて水産ベンチャーを目指して平成16年10月に設立された。

 当社の代表者である中山仁助氏は、最適サイズ(110〜140g)のあなごの需要が堅調で、全国的に不足している市場性や、国内で消費されるあなごの多くが韓国など海外からの輸入に依存している現状に着目し、あなごの養殖事業の立ち上げを決意した。しかし、養殖が一般的となっているうなぎと違ってあなごは、養殖技術が確立されていなかったため、養殖技術の開発に一から取組む必要があった。開発過程においては、水温調整や餌付け方法など様々な課題が発生してきたが、独自の研究を重ねることによって解決し、養殖過程から餌に至るまで完全無投薬で、さらに天然であれば2年かかるところをわずか3ヶ月で出荷最適サイズまでに成長させる陸上養殖技術の開発に成功した。

 天然物と比較して脂ののりがよく身が柔らかで味がよいことに加え、完全無投薬・徹底した生産管理体制による安全・安心の保証及び通年での最適サイズの安定供給等が可能になったことにより、新たな水産ブランド化を目指して「活媛あなご」として商標を登録した。現在、受注は順調で顧客からの評価も高く、今後も事業拡大の期待大である。
養殖あなご
 
あなご丼

支援内容
 1.創業を目指す個人が開業準備や計画作りにじっくり取組むためのスペースである“創業準備室の提供”と、事業計画作成(特に資金計画)におけるアドバイスとブラッシュアップ。

 2.ドリームキャッチ1(商品化事業化可能性調査事業)の採択によって、あなご養殖試験を7ヶ月間にわたって行い技術的可能性調査を実施した結果、良好な試験結果を得ることができ、技術開発の目処をつけることができた。

 3.見本市・展示会への出展支援

 上記のとおり、創業準備段階から事業化に至る過程で総合的な支援を行った。

企業者の声
 創業に取組み始めた時点から事業の立ち上げに至るまで、えひめ産業振興財団には各段階において様々なご支援を頂きました。特に、当初予想していたより短期間で養殖技術の開発に成功できたのは「ドリームキャッチ1」のお陰と、大変感謝しております。

担当者の声
 財団では、事業化の可能性や市場開拓の可能性調査等の支援(ドリームキャッチ1)と併せて、既に商品化(事業化)されたものについては、モニタリング調査や商談会の開催等を通じた市場のリサーチや売り先の調査等の支援(ドリームキャッチ2)も実施しています。ぜひご相談ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 中山仁助
住所 愛媛県松山市古三津一丁目25-28
電話 089-952-5516
e-mail nakayama@katsuhime.com
URL http://www.katsuhime.com/
従業員 4名
業種 水産養殖加工業
主要製品 養殖あなご(活媛あなご)