HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
地元特産『東園(とうえん)のあんぽ柿』のブランド化
東予園芸農業協同組合 平成17年
企業概要
 当組合は、昭和41年に、愛媛県東予地区の3農協が合併して設立された。組合員は約2,800人と規模は小さいが、貯金や共済保険、給油、旅行サービスなどは実施せず、柿をはじめとする管内の農作物生産に関する営農指導・生産資材供給・共販事業・直販事業・加工事業など、農作物に関する事業に特化し、地域と地域農業の活性化と発展のために組合員および職員一体となって取り組んでいる。

 みかんや伊予柑などの柑橘以外に柿や梅などが地域の特産で、それらを利用した「あんぽ柿」(半生状態の干し柿)などの加工品販売にも注力している。しかし、特定の市場にしか出荷ルートを持たないため価格も安く、また、その後どこでどのように売られ、消費者の評判はどうなのか、と言うことが一切わからないでいた。

 そこで、最新の加工設備が導入されたことに伴い、こうした課題を解決するため、特に「あんぽ柿」について、オリジナルブランド『東園のあんぽ柿』を確立して新たな市場を開拓することを目指し、プロジェクトを進行中である。

 また、「あんぽ柿」のブランド化を契機として、組合全体のCI(コーポレート・アイデンティティー)を構築することによって、古くなった組合体質の活性化を図ろうとしている、前向きで元気のある農業協同組合である。
設備
 
あんぽ柿

支援内容
 1.『東園のあんぽ柿』ブランド化支援
えひめ産業振興財団の調査事業「コマワリ」を活用して、全国の「あんぽ柿」の市場調査、農産加工品ブランド化の事例調査等を実施するとともに、ブランド確立に向けて具体的なデザイン・パッケージ・プロモーション等の提案を行なった。正式に提案の採用が決定し、着々とブランド化プロジェクトが進行中である。

 2.品質向上に向けた技術開発支援
「あんぽ柿」の加工工程において、柿の品種によっては表面が褐色に変化して商品価値が低下するものがある。そこで、新商品・新技術開発のための支援事業である「チャレンジプラン」を活用して、愛媛大学農学部と共同で変色防止技術の開発に取組んでいる。

企業者の声
 市場調査やデザイン・パッケージ・プロモーションなどは商品のブランド化を図るうえでは避けて通ることができませんが、当組合の最も苦手とする分野でもあり、どのようにすべきかが全く検討もつきませんでした。えひめ産業振興財団からは、まさに的を得たきめ細かいアドバイスを戴き、感謝しております。

担当者の声
 当組合は、えひめ産業振興財団ビジネスサポートオフィスのスタッフが、新事業・新商品に対する技術調査・市場調査等の各種調査を45日以内で実施する「コマワリ」をうまく活用して、新たな事業展開を目指しています。

 「コマワリ」を活用された事業者の方からは、財団のすばやい対応に対して大変高い評価をいただいております。幅広い分野に対応可能ですので、ぜひご相談ください。

企業基本データ
代表 代表理事組合長 玉井實雄
住所 愛媛県西条市丹原町今井431番地
電話 0898-68-4545
e-mail office@ja-toyoengei.com
URL http://www.ja-toyoengei.com/
従業員 57名
業種 農業協同組合
主要製品 青果、バラ、野菜、農産加工品