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支援事業から生まれた共同出資会社が取り組むCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製超軽量自動車ホイールの開発
株式会社ワイズシー 平成17年
企業概要
 当社は、(財)えひめ産業振興財団によるチャレンジプランの支援を受けてCFRPホイール開発を目的とした共同研究に取組む愛媛県内の中小企業者が立ち上げた研究会が母体となり、研究会のメンバー企業の共同出資によって平成17年4月に設立された。

 自動車の軽量化を図るために、ボディーの一部や特定部品にCFRP素材が使用されたものが実用化され始めたが、最も車重の軽量化に大きな効果がある自動車下部(いわゆるバネ下)のホイールについてはアルミニウムを超える軽量素材は実用化されておらず、当社は、現在の一般的なアルミホイールの1/2〜1/3程度の重量のCFRPホイールの実用化を目指して現在研究開発に取組んでいる。ようやく、試作品の成形に成功するところまでこぎつけることができ、実用化の期待が大きく膨らんでいる。

 ホイールは、自動車部品の中でも最重要保安部品であり、完璧な安全性が求められる。実用化に向けては、まだ技術的な面やコスト面などで解決すべき課題は多いが、実用化に成功すれば、燃費改善による環境負荷の軽減に大きく貢献できるものと期待されている。
試作CFRPホイール
写真一覧

支援内容
 1.研究会の運営支援
プロジェクトの発足に当たって、自動車部品の金型メーカー・ホイール等自動車部品の企画設計販売企業・世界一の炭素繊維複合材料メーカー等県内企業を主体とした6企業と愛媛大学工学部及び公設試験場をメンバーとする研究開発のための体制を整備した。また、定期的な研究会の開催や事務局としてプロジェクト運営を担当した。

 2.開発に係る経費の支援(チャレンジプラン)
CFRPホイールの開発に当たっては、試験研究費や試作品材料費・アドバイザーに対する謝金など研究開発にかかる経費をグループメンバーに代わって負担し、経費支出の支援を行った。

企業者の声
 当社は、(財)えひめ産業振興財団の支援事業(チャレンジプラン)を活用した研究会を基に発展し生まれた企画開発会社であり、今年4月に会社を設立し、財団が行う補助事業を推進の軸としながら完全自立化に向かって事業展開しています。

担当者の声
財団では、新商品開発や新事業創出のスタート段階での支援メニューとして、必要な経費を財団が肩代わりしてグループの活動を支援する「チャレンジプラン」を実施しています。ぜひご相談ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 山本 功
住所 愛媛県松山市久米窪田町337-1
電話 089-960-1275
e-mail s-imai@plaza.ehime-iinet.or.jp
URL
従業員 1名
業種 自動車部品の設計・製造・販売、プレス金型・樹脂金型の設計・製作・販売、金属プレス加工業
主要製品 CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を利用した超軽量自動車ホイールの開発(現在開発中)