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分別の手間なく家庭ゴミを1台で処理
広愛産業 株式会社 平成17年
企業概要
 産業廃棄物リサイクルやバイオテクノロジー事業を手掛ける当社が、2004年に開発したゴミ処理機「KOAI]は、家庭で排出する生ゴミ・紙・プラスチック類を野村社長が研究したバクテリアでまとめて分解する優れものだ。

 1999年廃プラの処理に頭を悩ませていた野村社長が、ある研究者から「廃プラも土の中に30年間埋めれば溶ける」という助言をきっかけに、微生物の力に開眼しそれ以降、日夜、研究に没頭した。

 プラスチックのみならず紙や生ゴミを同時に分解できる新技術にたどりついた。

 この新技術は、自社で培養した土壌菌や納豆菌など20種類のバクテリアの働きでゴミを分解し二酸化炭素と水を含む蒸気として放出するもの。

 生ゴミ約1.5時間、プラスチックなら約5時間で処理が完了し、投入量の98%が減溶される。

 さらに焼却しないためダイオキシンが発生せず、二酸化炭素の発生量も従来の焼却処理に比べ約30分の1の2,000ppm(生ゴミの場合)に抑えるという画期的なもの。同社はこの技術ですでに国際特許を出願している。2005年の「愛・地球博」にもデモ機「バイオくん」を出展し、「KOAI」の技術PRを行っている。
本社外観
 
バイオ複合型ゴミ処理機
「KOAI」
写真一覧

支援内容
 ゴミ処理機「KOAI]の製品化にむけて二つの大きな課題があった。

 一つはゴミの分解処理に不可欠なバクテリアの専門知識、もう一つは、装置をどこで製造してもらうかであった。

 同社から相談を受け、広島県立大学の森永教授を紹介し、バクテリア研究をサポートした。

 2004年春、念願の一号機も紹介先企業の協力を得て完成した。

 その後も、展示会の案内や、展示会に使う説明パネルや配布資料など販促物の作成についても助言を行った。

企業者の声
代表取締役社長
野村徳光氏
 広島県中小企業・ベンチャー総合支援センターへは、製品化にむけた課題に対する相談依頼から始まり、経営革新計画の承認取得に向けて助言、各種展示会への出展など、その時々に応じた支援を受けました。

担当者の声
プロジェクトマネージャー
保田紀孝氏
 展示会への出展はもとより、愛・地球博(愛知万博)へのデモ機出展など、積極的にPR活動を実施されている。

 今後とも、展示会への出展等販路拡大支援を継続的に行う。

企業基本データ
代表 代表取締役 野村徳光
住所 広島県三原市宮浦6-5-26
電話 0848-60-9821
e-mail
URL http://www.koai.jp
従業員 20名
業種 産業廃棄物リサイクル、バイオテクノロジー事業
主要製品 ゴミ処理機