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積極的な設備投資により、新分野進出に対応する体制を構築
有限会社ダサイ 平成17年
企業概要
 当社は、先代が瓦製造会社を退職後、その経験を活かす形で瓦金型の修理事業を創業。その後、3次元CADを活用した瓦金型製作及び修理を主軸に事業展開を図ってきた。

 現在は瓦金型製作・修理、金属加工、金型製作、光造形及び真空注型によるモデル製作を行っている。しかしながら、住宅事情の変化や石州瓦の出荷量減少等から瓦業界の先細りが予想されることから、今後の当社瓦部門も受注が減少すると考え、これに代わる「金属加工部門」・「光造形部門」へのシフトを図っている。

 また、当社は地元江津市の工業団地進出に伴い製造設備の増強を図り、精度の高い製品の金型試作に対応できる「立型マシニングセンター」及び「光造形・真空注型システム」の導入(県内企業で初・唯一)を行っており、これによりプラスチック金型、ダイカスト等の高付加価値な製品の金型試作の受注にも対応できる環境を整えている。

 昨今の受注動向では、新型を中心に瓦部門の受注は堅調な伸びを示しているものの、予想される今後の瓦部門受注減少に対処するため、「瓦部門」と「金属加工」・「光造形」部門の受注比率を50:50まで移行することを目標に掲げ、社長自らのトップセールスを基本とし、ホームページによる受注の増大等に向けてITも駆使しながら、積極的な受注拡大を図っている。
光造形、真空注型製作例
写真一覧

支援内容
 売上増加シナリオと経費削減計画をもとに、今期を含む3ヶ年間の経営計画(案)の作成をサポート。また、月次の計数管理の徹底を助言した。

 さらに、指揮命令系統及び責任所在の明確化を目的とした作業日報・社内ミーティングを定例化させるとともに、工場内の部門制の導入及び部門責任者の配置を提案したところ、これらを参考に社長自らの考えも取り入れ、新たな組織体制が構築されることとなった。

 営業体制についても、今後は瓦部門の受注減少を考え、これにかわる「金属加工」「光造形」へのシフトを図ることを目標に掲げ、当社社長自らが積極的なトップセールスを行うことで受注拡大を図るための経営計画の提案を行い、当社もこの提案を受入れて行動に移した結果、航空機部品の加工を新規に獲得する等、受注面も好調に推移している。

企業者の声
代表取締役
田才光治氏
 今期を含む3ヶ年間の経営計画の作成を行ったこと、また月次の計数管理を徹底したことにより、現在当社がどのような状況にあるか、改善すべき点は何かが瞬時に把握できるようになった。今後この経営計画については、当社の経営状況の実態を反映し、随時見直しを図ることとしている。

担当者の声
 当初は代表者をサポートしながら経営計画案を作成したが、最終的には当社の従業員とも協議のうえ、代表者自らの手で新たな経営計画を作成されたこと、また計数管理の徹底がなされるようになったこと等、経営面に対する意識も大幅に向上したと感じている。

企業基本データ
代表 代表取締役 田才光治
住所 島根県江津市松川町下河戸180-4
電話 0855-55-1175
e-mail info@dasai.jp
URL http://www.dasai.jp
従業員 21名
業種 金型・同部分品・附属品製造業
主要製品 瓦金型製作・修理、金属加工、金型製作、光造形及び真空注型によるモデル製作