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独自栽培の芳香性豊かなバラが生む「薔薇湯」「薔薇酒」「薔薇酢」で世界ブランドを目指す
株式会社大田緑地 平成17年
企業概要
 当社が15年前から独自技術で栽培している「香りの薔薇」。この薔薇は芳香性が高く、通常よりも大輪の花を咲かせる。また、花びらも厚くしっかりしているのが特徴である。

 この薔薇を使って全国の人々に感動を与える商品を提供しようと、新商品開発に乗り出した。まず取り組んだのが、大輪の薔薇の花を湯船に浮かべて入浴する「香りの薔薇湯」。地元や県外の温泉旅館などで取り入れられたところ、贅沢な香りと華やかなイメージで女性客を中心に人気を集め、全国へ宅配するヒット商品へと成長した。

 その後、地元の酒造メーカーと提携して日本酒ベースで開発した「薔薇酒(イヴレス・ロゼ)」を平成16年から販売開始。テレビの全国放送でも取り上げられて話題を呼び、3,500本が1週間で完売というまさに飛ぶような売れ行きをみせた。また、翌17年から、地元の食酢メーカーと提携して「薔薇酢(エグル・ドゥ・ロゼ)」の販売も開始したほか、さらなる新商品開発へ向けて取り組みを続けている。

 同年7月には大規模なバラ栽培地「奥出雲薔薇園」を県内にオープン。バラ7,000本を植えた産業・観光薔薇園で、香水の原料となる香油の抽出を目指している。3年後には10ヘクタール規模に拡大する予定である。

 積極的に新商品開発に取り組む当社を力強くリードする福間社長は、「独自技術を改良してさらに香りの良いバラを栽培したい」と話し、将来の世界的なブランド商品開発を見据えて、日夜情熱を注いでいる。
薔薇湯

支援内容
 平成12年に、バラ独自栽培技術に関連して、研究開発助成金で支援。その後、薔薇湯、薔薇酒、薔薇酢といった各種商品の研究開発段階から技術的な相談を受け、適宜アドバイスを行なっている。

 また、酒造メーカー、食酢メーカーなど、商品開発・販売のための提携先である地元企業の紹介や、首都圏における販路開拓の支援を行なっている。

 このほか、「奥出雲薔薇園」オープンに際して、事業計画作成のサポートや地元自治体との調整を行なったほか、各種相談に応じている。

企業者の声
代表取締役社長
福間 厚氏
 事業当初からの相談を通じ、適切なアドバイスや情報提供、助成金等の各種支援策を活用させていただくことによって、様々な課題の解決に具体的に取り組めたことに感謝しています。今後も島根の産業発展のため、「香りの高い薔薇」を作ります。

担当者の声
 当社は、福間社長を中心にバラを活かした新商品のアイデアを次々と出して、各業種の地元企業と提携を進めています。将来、島根発の世界ブランド商品が誕生することに大きな期待を寄せています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 福間 厚
住所 島根県大田市長久町長久ロ392番地1
電話 0854-82-6635
e-mail ryokuchi@triton.ocn.ne.jp
URL http://www11.ocn.ne.jp/~ryokuchi/
従業員 13名
業種 造園業
主要製品 香りの薔薇湯、フレグランスバスケット、薔薇酒(イヴレス・ロゼ)、薔薇酢(エグル・ドゥ・ロゼ)、緑化資材グローブマルチ