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独自のボール低圧発射技術を活かし、セキュリティ、スポーツ、ホビーへと応用
株式会社PDI 平成17年
企業概要
 当社の基幹技術となる「圧縮性流体エネルギー変換における高効率化技術」は、低圧力ながらもより正確により遠くへ物体を飛翔させるものである。この独自の技術をもとに、日本初の防犯用ペイントボール発射機「BorMar(ボーマー)」を開発。誰でもが簡単に使え、より正確に命中させることのできる性能、高い犯罪抑止効果、対象者に対し過度のダメージを与えない安全性、そして将来性が認められ、防犯用品として高い評価を得ている。

 また、これまで低圧空気では実用的な発射が不可能とされていたスポーツ用ペイントボールランチャーの開発にも成功。それらの技術を応用した自衛隊訓練用および警察捜査用ペイントボールランチャーは、その効用の高さから継続的な納入へと至っている。更に、ゼラチンカプセルの中に特殊インクを封入したペイントボールの開発に成功することにより、用途に応じた特性を持つボール製作も可能となった。鳥獣対策や環境保護等においても着目され始めている。

 ボール開発のノウハウは、マーキング以外の用途でのボール製作も可能なほか、ゼラチンに代わる新しい素材の研究や封入するインクの成分の研究にも取り組むことで、さらなる用途の拡大が見込まれる。低圧発射技術とボール開発ノウハウには、「あそこに印を付けたい」と思うような場面すべてにおいてニーズがあると思われ、それらのニーズ(Needs)をウォンツ(Wants)に変えるべく、用途や使用環境に適合したペイントボールランチャーの開発を進めている。
防犯用ペイントボール発射機
「Bor Mor」
写真一覧

支援内容
 当社のペイントボール発射機は、平成15年10月に、中小企業経営革新支援法に基づく経営革新計画の承認を受けている。

 その後、和歌山県が推進する「わかやま産業イノベーション構想」の一環である、元気企業を発掘し支援する「企業プロデュース事業」の対象企業となり、企業プロデュースチームを派遣することにより、主に資金繰の円滑化を図るために総合的な経営指導を行なった。

 一方、当社の主な経営課題である販路開拓を支援するため、「ものづくりマッチングプラザ」において販路先企業等とのマッチングや個別企業の紹介も行なっている。近畿経済産業局の「販路マッチング・ナビゲート事業」にも参加し、現在、大手企業OB等のナビゲーターにより販路開拓を支援している。

 平成17年度は、資金調達先の開拓を支援するため、中小企業基盤整備機構が行なっている「ベンチャープラザ近畿」(投資家等へのビジネスプラン発表会)へ推薦し、その参加が決定している。

企業者の声
代表取締役
小林文雄氏
 販路開拓を図るためには商品を知ってもらうことが第一ですが、わかやま産業振興財団が実施する事業に参加させてもらうことにより、商品を広く紹介することができました。

 また、同財団にバックアップしてもらうことにより、企業としての信頼性も上がっています。

担当者の声
 単に製品を売るだけでなく、「安全を提供する」という企業姿勢に感銘を受けました。今後もその姿勢を大切にされ、開発型企業として新製品開発に取り組んでください。

 当財団では、今後も企業の販路開拓等をバックアップする事業を実施してまいりますので、ぜひご参加ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 小林文雄
住所 和歌山県那賀郡岩出町山7-1
電話 0736-61-6322
e-mail sales@pdijapan.co.jp
URL http://www.pdijapan.co.jp/
従業員 9名
業種 玩具・スポーツ用品製造業
主要製品 ペイントボールゲーム用ペイントボールランチャーおよび関連製品、防犯用ペイントボール発射機、エアーガン