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最適ロボットシステムを創造する技術者集団
煌ロ工業株式会社 平成17年
企業概要
 現社長は、昭和60年、若干24歳で亡父の後を継いで就任し、自立したロボット周辺機器メーカーとしてあらゆるロボットメーカーの注文に応じてきた。しかし、10年ほど前からロボット業界の将来について考える中で、今のロボットが初期のパソコンと同様にメーカーが違うとデータに互換性が無いという状況にあり、ロボットを制御する言語の統一が必要だと気づいた。

 そして、平成12年に科学技術振興事業団の独創的研究成果育成事業の認定、新産業創造キャピタル((財)ひょうご産業活性化センター)の投資等を得て本格的な開発を開始した。これを可能としたのは、当社が自立メーカーとしてあらゆるロボットメーカーの注文に応じてきたことから、ロボットに関する情報が豊富で、ユーザーのあらゆる要望に対応できたためである。

 開発の成果は、平成16年7月に3種類の自社製品の販売開始として結実した。この製品の特徴は、既設のロボットに作業部分(溶接等)を取り付け、汎用化を図るシステムで遊休ロボットの活用及び投資額の抑制に有効である。さらに、大手ロボットメーカーのメンテナンス事業を継承するなど、業績は上向き、雇用を増やすなど地域経済に寄与している。

 次のステップとして、熟練工の技を再現できる「5本指のロボットハンド」の開発を目指して、複数のメーカーとの共同開発に取組んでいる。

支援内容
 平成12年度、(財)兵庫県中小企業振興公社(現:(財)ひょうご産業活性化センター)から、「産業用ロボットアプリケーションソフト及びコンパイラソフトの開発」に対して、その新規性を評価して、新産業創造キャピタル(NECCS投資)の投資を行っているが、大手メーカーの事業継承や新規受注の増加など、独自技術を有して成長性がある企業として、平成16年に「中小企業支援ネットひょうご」の元気企業に選定した。そこで、成長を促進させるため、[1]マネジャーの指導助言に基づき、[2]管理体制の整備のための専門家派遣、[3]販路開拓支援のためのマーケティング・ナビゲート事業(企業OB等の登録ナビゲーターによる販売先企業の紹介等)を行った。

企業者の声
代表取締役
高丸正氏
 開発事業に不慣れな中小企業において、投資を受けて事業を進めるという行為は、資金を調達する事だけではなく、その事業を成功させる手段として有効であると感じています。投資を受けるには「多くの第三者の客観的な評価を得なければならない」という高い壁がありますが、自画自賛的になりがちな開発に対し、「投資すら付かない事業計画は見直すべきである」という「明確な基準」として活用させていただいたと考えています。

担当者の声
 投資を含めたいろいろな支援によって、当社の発展に少なからず寄与できたものと思われます。当社の今後のさらなる発展に期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 高丸 正
住所 兵庫県尼崎市西長洲町3丁目6-30
電話 06-6483-3445(FAX.06-6483-3446)
e-mail yumi.yoshida@takamaru.com
URL http://www.takamaru.com
従業員 28名(他、パート1名)
業種 一般機械器具製造業
主要製品 産業用ロボットシステム、産業用ロボットアプリケーションハード、産業用ロボットアプリケーションソフト、真空熱処理装置、真空蒸着装置、高周波焼入れ装置、自動機械

提携に関する情報
 当社は産業用ロボットシステムの製造を主な事業とする製造業でありますが、工作機械を用いた切削加工のほとんどを外注に依存しております。今後の計画では、加工作業を納期、価格の両面で安定させる為に、企業買収も含めた提携を検討しております。