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UWB技術の製品化でユビキタスは現実のものに
株式会社日本ジー・アイ・ティー 平成17年
企業概要
 当社は、数百メガビット/秒という超高速の無線データ通信でユビキタスの実現を可能にする超広帯域無線通信(UWB = Ultra WideBand)の技術を核とする無線データ通信技術の研究開発を行う企業であり、優れた経験と高い技術力を持った技術者集団により、半導体からプリント基板、サブシステムおよびシステムまでの幅広い設計開発能力を持つファブレス企業である。

 社名のジー・アイ・ティーとはグローバル・インターフェイス・テクノロジーズの頭文字を取ったもので、当社は世界的視野のもとに、人と情報とのインターフェイスをよりよくするための技術提供を通じて社会に貢献することを目指している。

 「大企業ではできないことを自らの力でやりたい」との創業者伊田氏の想いから、大手企業在職中に研究・開発した技術をもとに起業に踏み切ったもの。起業に当たりまず先に米国で会社を作り、その後子会社として栗東(滋賀県)に日本法人を設立した。その理由は、同氏の海外勤務の経験から米国では起業を応援する環境が整っており、会社設立手続きも日本に比べ簡単であり、ブランドや規模に関わらず企業の実力で評価する土壌があることから、将来の事業展開を考えた上でも米国に本社を置く方が有利と考えたことにある。

 ただし、このまま事業が順調にいっても、従業員が100人200人といった大きな企業にするつもりはなく、創業時の想いである「大企業でできないこと」を目ざし、スピードがあり小回りの利く会社であり続けたいと同氏は思っている。
弊社製のUWBチップセットを使用したUSB2.0対応のUWBモジュール

支援内容
 平成14年、事業可能性評価事業へのチャレンジに際し、事業モデルのブラッシュアップに取り組み、審査の結果Aランク評価を受けた。また、マスコミ報道等により知名度の向上につながっている。テレビへの出演など、会社のPRや販路拡大等にも役立てられている。

 滋賀県工業技術総合センターにある企業化支援棟技術開発室(レンタルラボ)に研究室を開設したが、引き続き当方とも積極的に連絡を取り合っており、当方より滋賀県のIT化についての情報提供や新技術開発に関するセミナーの情報提供などを行った。

企業者の声
代表取締役社長
伊田省悟氏
 「2001年の会社設立当時から県および産業支援プラザのご支援のもと様々なベンチャー企業支援施策を活用させていただきました。事業可能性評価におきましてもAランク評価を頂き、ベンチャー・キャピタルからの投資面でも、よりスムースに実行できました。これからは事業化に向け開発を更に加速させるとともに、受託ビジネスでの増収も目指して参ります。」

担当者の声
馬場サポートマネージャー
 ウェアラブルコンピュティング時代到来に向けて、既存技術より更なる微小電力を用いた小規模・小電力の無線データ通信技術の研究・開発をされている。これによって、機器の小電力化・省エネルギー化が図れ、ひいては電磁波障害の低減にもつながるものと期待される。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 伊田省悟
住所 滋賀県栗東市手原5-6-19
電話 077-554-8630
e-mail webmaster@git-inc.com
URL http://www.git-inc.com
従業員 24名
業種 電子機器の開発設計および販売
主要製品 UWB関連機器