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インテリア製品でカラス撃退
株式会社装和産業 平成17年
企業概要
 当社は、現代表者が約10年間勤めた繊維関連会社を辞め、昭和50年に個人事業として創業し、その後、平成4年に有限会社、平成10年に株式会社へと組織形態を変え現在に至っている。当社は、福井県の地場産業であるレース製品のデザイン・カーテンやのれんなどの製造卸販売を営んでいる。製造といっても、昔ながらの福井スタイルで、当社でデザインし、実際の編みは地元のニッターへ外注加工を行っている。量販店、ホームセンター向けの既製品を扱っているが、近年では安価な中国製品が競合相手となり、どうしても価格勝負となってしまう。社長の谷口氏はこのような環境に危機感を持ち、何か独自な製品の開発を考えるようになった。

 ちょうどそのころ、インテリア会社を経営する知人がマイナスイオンを発生する鉱石に注目して研究をしていた。しかし、研究に専任させる人材も置けず途中であきらめることになったが、当社でその研究を引き継ぐことにした。

 それから1年かけて様々な研究を行い、この鉱石の粉末を繊維に定着させる技術を開発した。最初に開発した製品は、健康志向に合わせたマイナスイオンを発生するクッションやベッドのシーツなどである。ところが、マイナスイオンという、目に見えない機能・効果であり、通常のクッションなどと比べ、コストが10倍、20倍と割高なため、新製品はなかなか売れなかった。

 その後、滋賀県の友人から畑の作物をカラスが荒らして困っているという話があり、以前、カラスがマイナスイオンを嫌うといった話を聞いたこともあったため、半信半疑で開発した製品を試してみた。すると、カラスの被害が無くなり、さらに100件ほどの農家にも実験を依頼したが、ほとんど被害が無いという結果となった。そこで、平成16年2月に自宅付近のゴミ捨て場でも実験したが、やはりカラスが寄らないことが実証されたことから同社は、今までの成果を4月にマジックイオン製品として完成させ、特許出願を行ったうえで、販売を開始した。間もなく、販促用資料もまとまり、これから本格的な販売にとりかかろうと考えている。
マイナスイオンネット

支援内容
 カーテンやのれんなどインテリア製品の製造卸販売を行なっていた当社は、中国製品の流入により価格競争が激化し経営を圧迫する状況となった。そこで、当社はマイナスイオンを定着させた繊維の用途開発で新たな市場を開拓する経営革新計画を立案することになった。支援センターは承認申請に向けたビジネスプランの作成支援を行った。

企業者の声
代表取締役
谷口和彦氏
 約5年前より、当社の専門であるインテリア製品も中国製品に取って代わられ大変苦難の商売を強いられていました。同時に、マイナスイオンの研究を手掛けておりましたが、支援者もなく経済的にも苦しかった時に支援センターを訪ねて以来、大変親切なるアドバイスや大きな支援を頂きました。今後もご支援、ご指導をお願いしながら頑張って立派な会社にしたいと思っています。

担当者の声
 支援施策の照会のために支援センターへ相談されたことを契機に、支援制度の説明や経営革新計画作成の支援をさせていただきました。今後も継続して経営の節目などにご相談いただければと思います。

企業基本データ
代表 代表取締役 谷口和彦
住所 福井県坂井郡春江町江留上錦45
電話 0776-51-7230
e-mail h-souwa@arion.ocn.ne.jp
URL http://www16.ocn.ne.jp/~magicion
従業員 6名
業種 繊維生産販売業
主要製品 インテリア製品、繊維グッズ、製造卸販売、マイナスイオンを定着させたマジックイオンネット、マジックイオンテープ