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リサイクル材で子供にやさしく地球にやさしい和太鼓を広める
有限会社プランニングヤマコウ 平成17年
企業概要
 代表者は、30年以上太鼓を叩いており、保育園や公民館などで太鼓を教える機会も数多くなっている。以前から、太鼓を叩きたい子供たちはたくさんいるが、叩く太鼓の数が少ないため、平均台やタイヤなどを太鼓代わりに使って練習している現状を何とか改善したいと考えていた。そうした折に、勤務先において単身赴任を余儀なくされ、郷里でこれまでのような活動ができない状況となったのを機に、保育園へ教えに行ったり、演奏をしたりといった太鼓に係わる仕事をやっていこうと決意し、平成15年8月に当社を設立した。

 まず、太鼓そのものに取り組み、太鼓の魅力を手軽に普及したいと、製薬会社などで産業廃棄物として焼却処分されていた資材搬送用の紙管を「胴」、テントシートやヨット生地などを「皮」として再利用した締め太鼓を創作した。この締め太鼓は、従来の太鼓と異なり、安価で、軽く、メンテナンスが容易という特徴がある。練習用、教材用に最適であり、子供たちに太鼓を叩く楽しさを十分伝えることができる。更に、太鼓の普及に取り組み、叩き方を指導する太鼓教室の開催や、各地での演奏披露も積極的に行ない、和太鼓を打つ楽しさや魅力を伝えている。

 この先、販売価格を一般的な太鼓の10分の1から5分の1程度におさえた手頃な価格に設定し、子供たちの人数に合わせて太鼓を揃えてもらうことで、きるだけ多くの子供たちが太鼓を叩ける環境を整え、太鼓文化の普及に役立てることを考えている。また、資材は地元企業から調達し、地元産業の活性化に少しでも役立ちたいと考えている。
和太鼓

支援内容
 廃紙管やテントシート・ヨット生地を利用して和太鼓の製造販売を行なうとともに、子供たちを対象とした太鼓教室を開催するというビジネスプランについて、代表者から具体的な事業化の可能性について評価の依頼を受けた。

 「事業可能性評価」の結果、産業廃棄物を再利用した事業の新規性や、代表者の経験を活かした内容から、その実現性を高く評価し、福井県独自に実施している創業者向けの支援事業「新事業フロンティア大賞」として表彰のうえ、事務所賃料をはじめ創業に必要な経費の一部を補助する資金面での支援を行なった。

 その後も、経営相談に応じることで、経営上の問題解決に向けた支援を行なっている。

企業者の声
代表取締役
山内廣志氏
 テントシートとは思えない響きがあるとの驚きの声が多くあり、いまだ損傷した事例がありません。事業可能性評価の結果や、その後の助成を裏切らないように、情熱を込めて努めたいと思います。

担当者の声
 創業者支援事業の一つである「新事業フロンティア大賞」の評価の結果、見事に大賞となり事務所の賃料や改装費の一部を助成していますが、「創業間もなく採算ベースに乗らない時期に、このような支援は大変有り難い」と喜んでいただいております。

企業基本データ
代表 代表取締役 山内廣志
住所 福井県大野市上丁1-24-5
電話 0779-65-1400
e-mail shoun@titan.ocn.ne.jp
URL http://www.yama-ko.com
従業員 3名
業種 和太鼓製造業
主要製品 リサイクル材使用教材用太鼓、太鼓教室、バイオマス(醗酵副資材)