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一から挑戦のネットショップで新たな販路拡大
桃青庵ふじさき 平成17年
企業概要
 昭和15年創業の、城下町・伊賀上野市の旧街道筋にある和菓子屋さん。近くに松尾芭蕉の生家があり、最初の俳号である「桃青」から屋号をつけた。創業以来、地元の食材を使うなど厳選された材料にこだわり、防腐剤を使わず安心・安全な伊賀上野の銘菓を製造・販売している。

 例えば「松葉クッキー」は小麦粉、砂糖、卵が主な原料となるが、小麦粉は北上粉という国内産小麦粉の有機認定(JAS)を受けたものだけを使用している。砂糖は国内産のサトウキビからミネラル分を精製した低漂白和砂糖だけを使い、卵は有機飼料で育てた若鶏の新鮮な有精卵を使っている。他には、遺伝子組替をしていないコーンから作ったコンスターチ、高級バターを使用した「松葉クッキー」を作り上げている。安心・安全で体にもよい和菓子である。

 また、商品バリエーションを増やすため、「松葉クッキー」や「丁稚ようかん」などの伊賀上野の銘菓だけでなく、オリジナルとして「芭蕉の道」(そばぶっせ)、「伊賀の大栗」「くみひも最中」「俳菓俳青」など伊賀にちなんだ和菓子を製造している。

 現在、店売の他に、道の駅など7ケ所に出店しているが、地元の伊賀上野地域では既に飽和状態でもあり、さらに売上を伸ばしていくためには別の方策を考えないといけないということが大きな課題であった。そのため、ネットショプを開設し、レベルアップを図っているところである。
店舗
 
松葉クッキー
写真一覧

支援内容
 三重県産業支援センターでは、平成15年度から、電子商取引に初めて乗り出す事業者にその世界を実際に体験してもらうモール「バーチャルショップみえ」を開始している。早速ここに参加し、どうやって商品ページを作成するのか、どのように決済を行なうのかを学び、実際にモールに出店している。

 また、出店者向けの講習会である「バーチャルショップ道場」にも積極的に参加。道場で学んだ、プレゼント企画の仕方、ブログ(店長日記)の続け方、購買意欲を湧かせる文章の書き方、魅せるデジカメ写真の撮り方などをすぐに実践することで、出店3ケ月目に初売り上げを体験。さらに、商品説明や写真を工夫し、恒常的に売れるショップづくりを行なっている。

 平成17年10月からは、当支援センターが新たに始めた月商100万円を目指すEC(電子商取引)実践塾に参加。「バーチャルショップみえ」がなくなってもネットショップとして自立できるよう、新たに自前のドメイン名(インターネット上の識別名)を取得し、売れるネットショップを構築中である。

企業者の声
店長
藤崎義武氏
 ネット販売に乗り出すにも具体的に何から手をつけたらよいのか分からなかったところへ届いたのが、「バーチャルショップみえ」に出店しませんかというメールでした。さっそく申込み、電子商取引の世界を一から学ぶことができました。初売上はうれしかったですね。

担当者の声
 バーチャルショップ道場に積極的に参加され、毎回よくメモをとっておられました。学ぶだけでなく自店舗ですぐに学んだことを実践し、試行錯誤しながら売れるネットショップへとブラッシュアップされました。

企業基本データ
代表 店長 藤赴`武
住所 三重県伊賀市上野車坂町742
電話 0595-21-0870
e-mail ohagi@ict.ne.jp
URL http://www.touseian.com/
従業員 3名
業種 和菓子製造業
主要製品 クッキー、羊羹、栗饅頭、最中、ブッセ、干菓子