HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
手軽な患部用温泉浴器と足踏みボードによる健康増進
有限会社日健開発 平成17年
企業概要
 【体験からの決意】

 社長の今枝健次氏は、とても76歳とは見えないしっかりした姿勢で、見るからに健康、そして明るく話が始まる。「30歳代の頃に、ひどい腰痛で13年も苦しみ続けたんです」。何をやっても治らなかった腰痛が、あるとき近くの川堤のゴロゴロ砂利の上を毎日15分歩いてみたら、何か感ずるものがあり、2ヶ月続けたら嘘のように痛みが取れ、5ヶ月目には子供と共に運動会で走れたんですよとのこと。

 健康が最大の財産であることを実感し、繊維関連の家業の傍ら、健康機器の開発をライフワークにすることを心に決め、まず、ゴロゴロ砂利の効果を持つようボツボツを最適な寸法にした磁気入りボードを開発、自らの回復力を引き出す「セルフパワー勃勃」として販売した。ヘルスセンターや温泉などの廊下に採用されたり、腰痛で困っている個人に使っていただき、喜びの声をいただいたときは、顔がほころぶそうだ。

 【そしてアイデアが閃く】

 日本は世界一の高齢化社会になり、寝たきり介護の負担などが重荷になりつつある。健康のすばらしさに加えて、資源のない我が国では、病人治療は最小限に食い止め、いかに健康体を維持するかが必須である。

 これが社長の生涯目標となり、今回、ベッドの上でも患部に手軽にできる、温熱微風と温泉噴霧を可能にした「噴霧温熱健康器」のアイデアが閃いた。

 早速、愛知県の中小企業支援センターに相談、技術指導を受けることができ、試作を繰り返すこと4度目、4年の歳月をかけ「善泉KIRIKO」と名付けて商品化した。現在、介護センターなどで試用していただき、データを取りつつ、販路開拓に飛び回っている。
噴霧温熱健康器
「善泉KIRIKO」
写真一覧

支援内容
 (財)愛知県中小企業振興公社中小企業支援センターでは、噴霧温熱健康器「善泉KIRIKO」の試作1号機の簡単なアイデアスケッチを基に、可能性探索の段階から外部専門家派遣制度を活用して指導にあたった。

 特に、温泉水の間歇的な噴霧技術や温風装置、それらの電子制御技術などにつき、専門家に指導していただいた。また、試作4号機では、本格的な機器の設計・製作に向けて、適切な機械加工企業の紹介とフォローを支援した。

 課題は、やはり販路の開拓である。今枝社長は、持ち前のフットワークの良さを生かし、精力的に老人ホームや介護施設、温泉、病院、大学等に足を運んでいるが、治療ではなく予防を主眼としているため、使用の効果が認知されるまでには、更なる努力と共に支援が必要である。

企業者の声
代表取締役
今枝健次氏
 まず、足踏み「セルフパワー勃勃」の効果について、目に見えるデータを要望して、愛知県の支援センターの外部専門家派遣をお願いしました。お陰で、体内の血流増加の貴重なデータが得られ、活用しています。また、「善泉KIRIKO」の開発では、簡単なポンチ絵を基に、装置試作に前向きに協力いただき、感謝しています。

担当者の声
サブマネージャー
藤本 正男氏
 愛知県の支援センターに平成13年4月にPM/SM制度が出来て間もなく、今枝社長が来訪され、勃勃ボードの効果データ取りと共に、手書きのアイデアスケッチで、装置試作の支援を依頼。開設後2番目に外部専門家派遣を活用いただくことになった時は記憶に新しい。常ながら今枝社長の気持ちの若さと熱意には敬服している。

企業基本データ
代表 代表取締役 今枝健次
住所 愛知県一宮市奥町字宮南182
電話 0568-61-8222
e-mail nikken-k@jp.bigplanet.com
URL http://homepage2.nifty.com/nikkenkaihatu/
従業員 2名
業種 健康機器開発・販売
主要製品 [1]足踏み健康器「セルフパワー勃勃」
[2]噴霧温熱健康器「善泉KIRIKO」
[3}手の平刺激具「シャットルボール」