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自社ブランドの機械を開発し、加工部門と機械部門を並立して市場開拓
株式会社平垣製作所 平成17年
企業概要
 昭和44年に、現社長の父である現会長が、部品加工メーカーとして創業。半導体製造機器部品等の精密試作部品の切削加工を得意とする。

 当初から「企業は人材」をモットーとし、旋盤加工を中心として精密切削技術を蓄積してきた。人材育成にも熱心で、若手従業員を中心として、技能検定取得に向けた社内研修も充実させている。

 同時に設備投資にも積極的に取り組み、NC旋盤(数値制御できる旋盤)はもとより、マシニングセンター(コンピューター制御による複合多機能切削機)、特に同時5軸制御横型マシニングセンターを導入している、

 平成13年には、取引先商社からの要請を受けて、里芋の皮むきと球状への成形をする「根菜球状成形機」を開発し、精密部品加工企業であると同時に自社ブランドの機械メーカーとしても事業領域を広げた。

 平成16年に現社長が就任し、本格的に食品機械事業部を立ち上げ、首都圏で開催される食品業界向け展示会などの各種展示会・商談会を通じてユーザーのニーズを積極的に吸収し、新たな機能を追加した新機種の開発に取り組みつつ前向きな営業を展開している。

 当面、食品機械事業部のメイン製品である「根菜球状成形機」が事業として充分なキャッシュフローを生むよう、ビジネスパートナーシップを確立して多くのユーザーニーズを盛り込むことがポイントとなっている。

 食品機械事業部が成長し、精密切削加工部門と食品加工機械部門が相乗的に業績を伸ばすこよによって、今後の発展が期待される。
社屋外観
写真一覧
 
球状成形加工サンプル
写真一覧

支援内容
 創業時からのコア事業である精密部品切削加工に欠かすことのできない新鋭工作機器の導入に対し、設備資金貸付制度を活用して支援した。併せて、新たな事業ドメインとなる食品加工機械の分野では、中小企業創造活動促進法にもとづく研究開発助成金によって自社ブランド製品の開発を支援した。

 また、新製品の販路拡大について、しずおか産業創造機構主催「しずおか新産業技術フェア」、長野県中小企業支援センターとの共催商談会「NAGANO・SHIZUOKA テクノメッセ in 東京」などへの出展をサポートし、顧客が何を望んでいるかと言った顧客ニーズをフィードバックできる体制のベースづくりを支援できた。

企業者の声
代表取締役
平垣徳之氏
 しずおか産業創造機構の低利資金を活用して最新鋭の工作機械を有利に導入できたことは、自社のコアである精密切削技術を向上させる大きな原動力となりました。

 また、新たなコア事業とすべく取り組んだ食品加工機器については、開発において研究開発助成金を有効に活用でき、更に、販路拡大に対して各種展示会や商談会への出展をアドバイスしていただき、新たな一歩を踏み出す原動力になったと思います。

担当者の声
 当社が従来から確立してきた精密切削加工の高度化と、新たな展開を模索した自社製品である食品加工機械の製品化および販路拡大に対して、事業フェーズに合わせた各種の支援施策を利用していただきました。これにより、現状では必ずしも充分とは言えませんが、従来の事業基盤に加わる新たな事業ドメインの確立に向けて支援できました。

企業基本データ
代表 代表取締役 平垣徳之
住所 静岡県静岡市清水区土25
電話 0543-95-2306
e-mail hiragaki@sol.dti.ne.jp
URL
従業員 24名
業種 精密機器部品加工・食品機械製造業
主要製品 半導体製造関連部品、「根菜球状成形機」